水田の畦畔管理78 ~バリカン刃を研磨する~
日曜日。
土曜の午後から降り始めた雨は、止む気配を見せない。
「こら、アカンな・・・」
現場は長大畦畔に移っているから、雨天での作業は危険である。
やると言ったって、親方が「NO」と言うだろう。
・・というわけで、僕は、休養も兼ねてポールヘッジ・トリマーのバリカン刃を研磨することにした。
久しぶりの骨休めになる。
じゃ、いってみよう。
刃は本体に着けたままで作業する。
依然と同様の作業である。↓ ↓ ↓
まずは、刃を赤いマジックで着色する。
この赤色が消えることが、作業の実施を示すわけ。
電ドリに、ダイヤモンド砥石をセット。回転を固定して研磨する。
手袋と保護メガネは必須です!
あとは、気合い一発!
下手でもやらんよりマシですんで。(笑)
まあ、刃数も多いし、慌てんとやりましょう。
作業後の様子がこちら。
利き手が右だから、左右の面で仕上がりに差があるねえ・・・
ま、いっか!
少なくともよく切れるようにはなる。
ついでに、刃のクリアランスも調整しよう。
本来、ポールヘッジ・トリマーは、高枝の剪定に使うもの。僕のように田の畔を刈ると、底面が土に触れることになるのだが、そういう設計とはなっていない。
なので、調整用のボルトの穴には土が入り込む。
まずはこれを掻き出す。
ボルトの摩耗もチェックしておこう。
然る後、六角レンチで締め込んでいく。
刃先のほうが緩んでいた。
この作業は、ま、どってことない。
試し刈りをしてみる。
うん!よく切れる。
これで作業の能率が上がる。
最後に水洗いして乾燥させておこう。
次の作業が楽しみだ。