仕事の足跡
土木・建設業って、すごいと思います。鉄道だったり道路だったり、仕事の足跡が形になって残る。規模もデカい。けれど、我がフィールドの農業は、そういう性質のものではないから、こんな形で残すことは難しいかな。
そんな僕だが、一つだけGoogle Earthで確認できるものがある。
もう10年も前になるが、異業種連携の「チーム」で、砂漠(に近い環境)の緑化に挑んだ。全く違う所属の人間が同じ目的に向かって進む、貴重な経験を得た時代だ。それが今でも残っていて、こうやって確認できる。
砂漠環境にも、種はあろう。風が吹いて砂が動き、種は一つ所にとどまれない。これでは、水が云々以前に、種は発芽することができない。このような植物の世界を、他に提供して生まれた技術。シンプル。あまりにシンプルなものには、人は反応できない。ただ、予感のようなものがあるだけだ。そして、後になって気づく。
2年後に起業したら、改めてこいつで勝負したい。昔のメンバーが再会できたらなお最高!地球を片っぱしから、つまり砂漠から、むき出しになった熱帯雨林、塩類集積でダメになった土地まで、全て緑化して進ぜよう。(笑)
僕の思いも、この「種」のようなものか。
発芽する時を待っている。