自分とは何者なのか
「自分とは何者なのか?」
この問いに対する答えを追いかけて、ずっとやってきた。
こうじゃない。
はたまた、
ああ、そうだったのか。
そんなことの繰り返し。
今の自分は、自分ではないのではないか?
そんな漠然とした感覚が、答えを探す理由であった。
夢はある。
だが現実は、夫として父親として、息子として。また、社会人として地域人として、走り続ける毎日。
夢を傍にチラ見しながら、生きる毎日。
「自分とは何者なのか」を探しはじめ、その過程でいろんなことに向き合わざるを得なくなる。そして一つずつそれらを潰していく。
だがその道のりは、なかなかしんどいものでありますよ。
「自分とは何者なのか?」・・わからない。
そう自問自答を重ねた日々。一体何年経ったのだろう。
だが先日、ふと
「自分とは何者なのか?」・・ああ。自分とはこういうものですよ。
何の苦もなく、こんな台詞が浮かんできたのである。
ちょっと呆気に取られた。(笑)
知らないうちに僕は、答えに辿り着いていたのだ。
それは自分に
裏表
が無くなったことを意味する。
もちろん、完璧だとは思わない。だが答えに迷うことは、多分もうない。
これが自分である。
というものを見出したのであるから。
夢は道半ば。
経営も始まったばかり。
だが僕は、自分の道を歩きはじめている。
間違いなく。
そう。
夢は傍ではなく、眼前にある。