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水田の畦畔管理47 ~「たすかる」の整備③~
「たすかる」の吸気系を整備する。
この場合、吸気系とは、
・エアクリーナー
・キャブレター
を指す。
が、エンジンは問題なく動いているから、キャブはとりあえずいじらない。
ここ、大事なところなのだが、”旧車”は、動いている場合、あれこれいじらないほうがいい。いじると、得てしてドツボにはまることがある。
よくわからんが(笑)、これは事実だ。
さはさりながら、基本的に「エアクリーナー」は、
毎日の点検項目
であるから、チェックは欠かせない。
エアクリーナー・ケースの外に、別にフィルターがある。
取説には、「ボウジンスポンジ」とあるから、ほこりや、草のカスなんかがエアクリーナーに行かないようにする配慮だろう。粗目のスポンジがついているが、純正かどうかはわからない。
外すとこういう状態なんだが・・
当初の目的を果たしているのか??
劣化して、ゴムのようになってしまっている。
エアクリーナー・ケースの吸気穴は下に向いて3つ開いてるんだけど、これをきちんとフィルターで囲ってやらないといけない気がする。
内側のスポンジは、ややコシを失って、
ふにゃっ
とし始めている。今はいいけど、いずれ交換だ。
これを洗浄するのだが、
ガソリンはNG!!
です。溶ける。
なので、灯油か、水+洗剤を使用し、ホコリを洗い流そう。
※ 505~555の取説には「中性洗剤」、556の取説には「白灯油」とある。
洗って乾燥したら、スポンジにエンジンオイルをちょこっと垂らして、揉んでいきわたらせる。理由は、水分がキャブ側に行かないようにするのと、細かいホコリもオイルで絡めとって、阻止するためだ。
この機体の場合、ほこりが結構詰まっていた。
次に外側の「ボウジンスポンジ」。
観察すると・・
コシがないなあ・・
結構汚れも付着し、穴も詰まっている。
交換したいが、ホムセンにないんだよね~、汎用のスポンジ自体が。
しかも、15cm×15cm×1.5cmで、フィルターとしてはデカくて厚いんである。
ネットで探してみたが、ドンピシャはない。
結局、
これが落としどころと思い、ポチさせていただいた。
配送を待とう。
とりあえず内側のフィルターだけちゃんとしておく。
これで、とりあえずはOKだ。
次回は外して、徹底的にキレイにしよう。
・・てなわけで、終了!
次回、細部の注油に実働テスト、と続きます。