旅姿三人男

若い人たちは知らないかも知れないが・・いい歌なんですよ。

清水港の　名物は
お茶の香りと　男伊達
見たか聞いたか　あの啖呵(たんか)
粋な小政の　粋な小政の　旅姿

富士の高嶺の　白雪が
溶けて流れる　真清水(ましみず)で
男磨いた　勇み肌
なんで大政　なんで大政　国を売る

腕と度胸じゃ　負けないが
人情からめば　ついほろり
見えぬ片眼に　出る涙
森の石松　森の石松　よい男

ニッポンの男、ってものが持っていた世界観、それが歌になっています。

忘れないでくださいね、それを。

オリジナルは、ディック・ミネ。

いろんなバージョンがあるので、聴き比べてみて下さい。