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水田の畦畔管理58 ~たすかるの整備⑧~

さあ、どんどん行こう。
次は、右旋回の不良に対処する。

先日、行きつけのお店でメカニックさんに相談した時、

「中古機の場合は、前オーナーのクセってのがありますからね。例えば、右ばっかり使うとか。だから、その辺、チェックしてください。」

と助言を受けた。
僕のアタマには、そのことがインプットされている。(笑)

さっそく取説に従って作業を進めていこう。

まずは、ハンドルをいっぱいに伸ばし、左に回したうえで、一番下げる。
多分これ、ワイヤーがMAX伸びた状態なんだろう。その上で調整するのだ。
・・なるほどね。

MAX伸びた図

まず、左右の「旋回クラッチ」のワイヤーの遊びを調整する。
遊びは「1mm」。シビアだ。
注油も行ってアレコレいじくっていると、どうやら、右側のワイヤーがちょっと長い

「なるほど。こういうことね・・」


前オーナーは、右レバーを握ることが多かったようだ。
左右が同じテンションになるように、念入りに調整する。

左右の長さの違いに注目

この「ターンワイヤー」は、車軸のところに伸びている。

車軸のサイドカバーを外した状態

なので、ここの遊びも調整する。
遊びは「0mm」とのこと。要は、張り気味に調整する、ってことだ。

ついでに「走行クラッチ」のワイヤーも調整する。
ここは初回の整備ではノーマークだった。
遊びが大きかったかもしれない。

車体左。上が走行ワイヤー、下がターンワイヤー
車体右

これで操作ワイヤー類はOK!
最後に、走行部にグリスアップして、終了。

いいじゃん!

イケる予感がする!(笑)


最後は、刈り刃のチェックだ。

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