GDP
しばらく前、こんなニュースが流れたでしょう?
このことについてnoteしてみる。
僕は勤めを辞めて、今は経営者となっている。なので、商工会議所さんにはとてもお世話になっており、研修会にもまめに出かけて行く。
そんなとある研修会で、講師の先生がこんなことをおっしゃっていた。
「後継者がいないことで、事業継続を断念する経営者が増えています。」
「問題は、それらの企業が
黒字経営
であり、それがなくなるということは、
日本のGDPが下がる
ことにつながるのです。これは由々しき問題です。」
そういうことなのか・・
僕は軽いショックを受けた。
地方に暮らしていれば、「ビジネス」をやめる景色をよく見かけるだろう。
飲食業、小売業、サービス業、農業だってそうだ。
けど恥ずかしながらこのことが、国のGDP低下に直結するという認識が僕にはなかった。
勉強不足も甚だしい。
ところで世の中は、求人と求職のアンマッチが顕著である。
「求人」のカンバンは至る所にあるけれど、それと同じくらい、「仕事がない」人が多いのだ。
何でこれがアンマッチになってしまうのか。
僕に明確な答えはないけれど、「仕事」っていうより、
求めるもの
が相違してしまっているんじゃないかと思えてしょうがない。
農業で言えば、「働き手」が欲しい経営体は多いけど、農業に興味のある若い方は、「有機」とか「自然農法」とか、そういうことがやりたい優しい子が多いのだ。
僕はいつもここに、
ギャップ
を感じる。
求める世界が違うんだなあ・・ということ。
ここをカタチにしないことには、底力としての「国力」を強化することは出来ないのではないか?
これこそがトレンド、「風の時代」のトレンドだ。
そして僕たち経営者が創造すべき世界だと思うのである。
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