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水田の畦畔管理101 〜混合油を自製する〜

草刈り作業をスピードアップするのに、機械力は欠かせない。
僕の場合、刈払機の他に、「たすかる」「バロモア」を所有している。

これらの機械は2ストロークの汎用エンジンを搭載している。
そこで必要となるのが、

混合油


混合ガソリン
ともいう。要は、潤滑油を混ぜた燃料のことだ。
都会ではあまり使わないだろうねえ・・

ところでこの混合油は、ガソリンスタンドや農協で買えるんだけれども、せっかく独立したのだから、僕は自分で作ることにしようと思う。
コスト低減にもなるしね。

まず、容器を新調する。
現在の容器は、「ガソリン用」と「混合油用」が同じスチール缶なのでイマイチ。なので、林業用のこちらを購入した。

シールは貼ってあるが・・
ハスクバーナのコンビ缶。燃料6ℓ、チェーンオイル2.5ℓ。

樹脂製で軽く給油しやすい。右側にくっついている小さめのタンクは、チェーンオイルを入れるためのもの。とりあえず外しておく。

続いて、便利グッズの「混合計量タンク」。ガソリンと2ストロークオイルを簡単に計量し、混ぜることが出来る。

仕組みは単純。メインタンクにガソリンを入れ、サブタンクにオイルを入れる。

ハスクバーナの2ストロークオイル、LS+。

サブタンクには希釈倍率(僕の場合は50:1に希釈)の目安となる目盛りが刻んであるから便利。

”5”は、ガソリンが5ℓ・・ということを表している。

あとは、横にして混ぜるだけ。
これで出来上がり。

サブタンクの反対側は、25:1の目盛りになっている。
出来た。

あとはこれを先ほどの容器に移し替えれば良い。


ちなみに、

この混合計量タンクは、保存用ではない


ことに注意しよう。
これはあくまで混ぜるためだけに使用するものです。「保存用」に使っている農家さんもいるが、あれはマチガイ。

どうでしょう?
これで容器を間違うことも無い。

一目瞭然!間違いようが無い。(笑)

パッシブセーフティーとも言えるな。

事故の未然防止である。



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