見出し画像

か:感情を引き出すもの①アニメ・漫画

感情の出発点という記事を昨日書いた。

感情は出来事によって引き起こされる。
そして私たちの個性は出来事に対する解釈を変化させる。

そこから、
私の感情を引き出すもの(出来事)って何だろう。
私(の個性)がポジティブに解釈できることって何だろう。
ということを考えてみた。

一つ思いついたのが、「アニメ、漫画を見る事」だと思う。
しょうもない、と思わず聞いてほしい。

アニメや漫画を見るといろんな感情を引き出してくれる。
こんな感情があるのか、という発見がたくさんできる。

「鬼滅の刃」だったら頑張る炭治郎を見て、
逆境にあっても自分を信じて頑張り続けようと思えるし、
優しい人柄でたくさんの人に慕われているのを見て、
「自分もこんな風に優しくなれるようにしよう」と戒める

「かくしごと」だったら
お父さん(後藤可久士)と娘(ひめ)の
ほほえましい会話を見て心和ませたり
後藤可久士の姫ちゃんに職業を悟られまいとしたうえでの行動を
面白おかしく見て、姫ちゃんとしっかりした姿に癒されたりする

アニメや漫画で感情を引き出すなんて、
子供みたいだとか思う人がいるかもしれない。
現実で感情を引き出してくれる仲間や恋人がいないから、
と馬鹿にする人もいるかもしれない。

しかし、現実に、
炭治郎ほど頑張る少年がどれだけいるだろう。
後藤さんと姫ちゃんみたいな、
ほのぼのした家族がどれだけ存在するだろう。

存在しない、は言い過ぎだろうが、
そういう人であふれている、とは言い難いのだ。
みんな仕事がうまくいかないと文句を垂れているし、
学校だって友達ができなかったり勉強が苦しかったり、
嫌なこともたくさんある。

アニメ・漫画の世界ほど、上手くはいかない。

だから、こういう世界に逃げたり、現実逃避をしたりして、
現実でも自分を認めてくれる人がきっといると再度信じるために、
自分を癒し、調整するために、アニメ・漫画を見ている。

そんな大層な、と思うかもしれないが、
私のアニメを見る理由は、そこにある。
人それぞれ大切にするものは違っていて、
それも「個性」なのだろう。

私がポジティブな解釈のできる出来事の一つに、
アニメや漫画は欠かせないのだ。




よろしければサポートお願いします。フリーランスになるための資金に使用させていただきます...!