やりたいことの取り戻しかた。
「目標がない状態」ってよくある事なのだろうか。
近頃やりたいことがない、と口にする人が多いが、
それに近い状態になっている。
外出が制限されている、というのもあるけど、
刺激がなさすぎるせいで「次にこれがやりたい!」が
持てなくなっている。
おそらく20代後半に差し掛かり、
仕事も落ち着いてきてはいるが、
逆に「成長がない!」と思える状態になっている。
評価されて新しい仕事に挑戦する権利を得たいので
資格を取ったり、セミナーに参加したり、いろいろ試しているが、
なかなか改善しない。
そうしているうちに、新しいことを探すことに疲れて
ちょっとブログ書いて気持ちを整理しようかな、と思い立ち
こうしてつづっている。
やりたいことがなくなったのは、会社員になってからだ。
大学のころは好きな語学の勉強をしていたため、
毎日が楽しかったし、苦しいなと思うことも乗り越えられた。
社会人になると「人の役に立って、お金を得る」ことが必要で、
役に立つようなことを特に学んでいなかった私は、
必要のない人間になってしまった。
興味のある事が「英語の文法って面白い!」とか、
「世界にはこんな文法の言語があるのか~」とか、
学んでも実社会で生かせない事ばかりである。
お金が稼げない、となると、興味がなくても勉強しなくては、と
なってしまい、資格やら仕事やらに精を出しているが、
それはやりたいことではない。
やりたくない事ばかりに時間を割いているうちに、
なんだか「やりたいことって何?」という気持ちになってしまった。
だがやりたくないことにも取り組んでいるうちに、
なんとなく「自分にとってやりたくないもの」「自分はやりたいこと」
の輪郭がぼんやりと見えてきた。
一息にやりたいことと興味のあることが必ずしも一緒にできない。
社会人としての時間を過ごしていくうちに、
「こういう仕事もあるのか」「こういう仕事が得意かも?」
みたいな発見を繰り返して、徐々に仕事でやることとやりたいことを近づけている。
今のところは、「モノづくりがしたい」をもっと突き詰めたい。
もしかしたら仕事ではIT関連のことをやっていて、
データ分析やマーケティングに関心が出てきたので、
そちらにもいくかもな。
なんにせよ一気にやりたいことにたどり着けることはなくても、
「やりたいこと」のかけらを拾い集めることで、
徐々に「やりたいこと」に近づけているという実感を
意識的に持って日々を過ごしたい。
まとめ:やりたいことにたどり着くには、いろんなことに挑戦する。