い：生きる意味とは。

急に重たいテーマになったが、
考える機会があったので記しておこうと思う。

人生のどこかで、

「生きる意味って何だろう？」

と考える事が時たま起こる。

追い詰められているわけではないのだけど、
私は、自分のやりたいことができていない時や、
特に楽しいことが見当たらない時に、
なんで生きてるんだろう…
と考えを巡らせる。

でもなんで生きているかなんて、
自分で答えを出せないんじゃないか。
という回答にたどり着く。

自分が世界に必要な理由を、
自分で見つけられるほど、
これだと思って続けられるほど、
強い意志がない
と言ったらそれまでなのだけど、
何年も「これがやりたい」と
執着できる夢がない。

一人で人生をさまよっている中、
こういうのがあったらいいな、を
他人から与えられて、
何とか他人からの課題をクリアする
それを繰り返してお金に還元して、
それで命をつないでいくだけ。

結局、私の場合、
自分が生きていく理由は、
他人から与えられるものであって、
自分が他人に与えるものだと思う。

おそらく大多数の人にとっても、そうだろう。

自分に対して何かしたとしても
それは努力にしかならないけど、
他人のためにやればそれは、
幸運だったり奇跡だったりする。

自分が自分に与えたものは、
大切ではなくなるけれど、
他人から与えられたものは、
とても貴重な気がする。

生きる理由は他人から与えられるもの。

他者から何か与えてもらえていない、
と思っていても、
自分のスキルを磨けば、
自分の世界の見方を変えれば、
他人から何か与えてほしい人なんて、
ごまんといるのだから、
（それが何なのかわかりづらいのが難点だけど）
生きる理由を見つけるのは、
さほど難しくないのかもしれない。

生きる理由は常に探していないと、
勝手に供給されるものでもないけど、
簡単なものであれば、
案外近くに転がっているものかもしれない。

生きる意味は、他人が教えてくれる。