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時が過ぎるのを待つ。

今日は外出自粛が始まって、9日目だ。
外に出れない不自由さに疲れが出てくる頃合いだろうか。
私は、がっつり疲れてきてしまっている、と同時に
どうしようもないことへの向き合い方を日々学んでいる気がする。

私はもともと、何か自分に問題や不都合が生じたときに、自ら行動して問題を解決していくタイプだ。

大学受験の時も、自分で予備校を探してきてここに行きたいと主張、勉強方法から志望校決定まで、すべて自分で決めていた。就職活動も、親に相談せず、第一志望だったところにはいかなかったが、編集者という小学校からの夢をかなえた。それも、2年足らずでやめてしまうことにはなるが。

仕事で困難に当たった時も、まずは自分でどうにかできないか考えてみる。
どうにもこうにも、できなさそうだなと思ったところで、人に聞くのでいつも行動が遅い。人に頼るのがとにかく苦手なのである。

そんな私だが、ウイルスには勝てないので大人しく在宅勤務となった。こんな事態になる前に、「在宅勤務だったらもう少し寝ていられるのにな」などと簡単に思っていたが、意外に疲れる。誰かからチャットが来るかもしれないし、そうでなくても一定のやることはある。とはいえ、いつも通り業務出来るわけでもない…

この状態が続くことに、うんざりしてしまうが、「どうしようもないこと」に対して、「どうしてこんなことになってしまったのか」などどいちいち悩んでいたら、とってもしんどい。
そして今日、「こんなに悩んでどうするんだろう」と思ってしまった。
性格でついつい「この状態が終わったらいつでも動けるように、準備しておこう」と努力してしまいがちだが、こういう時こそ、「ゆっくり休む」が大事なのかなと思う。

「休む」というワードは、私のようなタイプには難しく、ついつい難しく考えてしまいがちだが、もっとシンプルに、自分を許していけたら楽なのかな、と思う。

どうしようもないことに悩んだり、苦しめられているとき、一旦そこから離れて、全く違うことを考えて時を過ごすというのも、案外自分に負担がかからないかもしれない。
努力が逃げていくように感じるかもしれないが、そんなに簡単に今の自分が変わったりしないし、時間が過ぎるのを待ってみよう。
そして、変わらない自分を信じることをこの自粛期間中に、練習してみよう。


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