し：女性の続け方が分からない。

たまに「女性」であることを強烈に辞めたくなる。
男性になれたらいいのに、と思うことがある。

自分のスキなこと、仕事を続けることができるのか、
”女性であっても”管理職になれたり、
きちんとした評価をしてもらえるのか、いまだに不安である。

学生から社会人になった時に、
「こんなにバリバリ働くことを止められるのか」
「自分の能力を使いたい、と思うことすらダメなのか」
と思って、すごくショックだった。

何も知らずに生きてきたので、
自分がバリバリ働く未来しか想像しておらず
どうやって自分らしく生きていければいいのか、
分からなくなった。

いまだ、その問題は解決していない。

たぶん、社会の価値観が急激に変わっていくことは、
ないと思うから、自分の価値観を認めてくれる人を
探すしかないのだろう。

女性になってみないと分からないレッテルや偏見がたくさんあって、
それを解決するすべはないのだろうと思うが、
たくさんの人が苦しんでいる事実が、
いつか男性も含めわかってもらえる時が来るとよいと思う。

今は、自分がつぶれないためには、
自分の価値観を認めてくれる人がいないと
結局何にもならないのだ。

小さな世界であっても
自分の価値観を認めてくれて、
仕事を頑張る私を許してくれる世界が存在してほしい。

自分を好きになってくれるもの、
認めてくれるもの探しは、
当面続きそうである。