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ミラー班って大変?第1回

第0回のまえがきについては上記リンクからどうぞ。

それでは実際にミラー配信を行うときに必要となるものや技術的な話をしていきたいと思います。まず第1回となる今回はミラーのおしごとってどんなもの?というのを中心に書いていきたいと思います。

ミラーのおしごと

ミラー担当者がやることは、以下の通りです。

イベント当日に同時に配信されているコンテンツをまとめて1コンテンツとして配信する

簡単に言えばたったこれだけです。
イベントが大きかったり長時間になったりすると、ミラーも1つではまとめきれなくなって複数人で分割ミラーをしてみたり、複数の担当者でミラーを行う時間帯を分けてみたり、となっていきます。

詳しく見てみよう

箇条書きで先にまとめておきます。
①当日までに配信画面のソース配置を完了させておく
②自分のシフトがきたら配信開始
③配信中に次の走者にバトンが渡った等で枠移動が発生した場合は対応する
④ボス戦や茶番中音声の切り替えを行う(イベントによっては無し)
⑤シフトが終わったら配信終了

基本的に上記のような感じになります。
例えば先日行われた身内8作の画面を参考として掲載しておくと以下のような感じです。

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身内8作では全11チームの参加ということで、画面を12分割してうち11枠が各チームの配信、余った1枠に計測用のタイマーと聞き手・解説の方々のDiscordアイコンの表示、その裏に全チームの進行表を配置しています。

配信画面のソース配置

身内8作に限らず下名が普段お手伝いさせているコミュでは最近は画面分割済みのテンプレートが事前に運営様サイドから展開されてきており、ミラー班はそのテンプレート(Googleスプレッドシートで作成されている)をブラウザソースとして追加するだけとなっています(もちろんスプレッドシートなので外枠等をクリップする必要はあります)。

また、Discordアイコンの表示については既にご存知の方も多いかと思いますが、 Discord Streamkit Overlay を利用することで、こちらもブラウザソースとして取り込むことができます。
スクリーンショット上にある"[解説・聞き手]"はテキストソースです。

さらにタイマーも原則、運営様サイドで準備されているマスタータイマーを利用することが多いかと思います。これもWeb上のサービスを利用していることが多いので、大体はブラウザソースになります。

残るは各走者の配信画面ですが、こちらはやり方が2通りくらいあるかと思います。1つは各々の配信画面をChrome等のブラウザで開いておき、ウィンドウキャプチャにて取り込む方法。もう1つが先ほどから出てきているブラウザソースにて取り込む方法です。

これらの配置作業を事前に行っておき、当日までに配信画面を準備しておく必要があります。

一応シフトはありますが、当日トラブルにより急にミラーを担当できなくなった方が出てくるようなケースはどうしてもありえます。
元々が1視聴者だった筆者はどうせ起きてる間は全部配信を見るぞ、くらいのつもりでいますので、事前の準備はシフトの範囲だけでなく全範囲準備しています。そのため、OBS全体としては以下のようになります(4Kサイズの画像ですので見づらかったらごめんなさい)。

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もちろんミラーを担当する皆さんが必ずこうでないといけない、というつもりなど毛頭ないですが、最大でこうなるんだな、くらいの参考としてみてもらえればいいかと思います(シーン名がプレの時のままなのはご愛敬)。

次回は各走者の配信画面に対して行う設定だったり、ウィンドウキャプチャとブラウザソース、どっちがどういいのか、悪いのか、みたいな話をしたいと思います。

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