見出し画像

2年前の今日は離婚届を出した日

年内は年末調整がややこしくなるから出すのをやめて欲しいと言われていたため、年始に勢いよく区役所に出かけた。道中のバスの中で、出会いから今日までを振り返り、これしか無かったなと涙した。提出した後に「これで独身ですか?」と聞いたら「そうなりますね」と窓口の女性から微笑まれたのは忘れられない。

2年経った今でも、離婚を後悔することはない。相手の義実家と連絡を一切取らずに済むことは恐ろしくストレスフリーだし、元夫とも現在子どもの希望で一緒に暮らしているものの、なにかあれば「他人です」と言える距離感。そのバランスで加害されないで済むのならこれは大成功だ。

離婚前は自分が普通の4人家族を維持出来ないことにとても後ろめたい気持ちがあり、自分が家庭を破壊したと思ってしまっていたけど、今思うのは家族の正しい形などなく、子が安全に暮らせる状態は何か?というところだった。

今現在戸籍的には歪だが、婚姻中よりも安定した家庭環境ではある。それはひとえに私が自己愛パーソナリティの性質を強く持つ元夫を迎え撃つ心理学を持って制圧しているからであり、それには離婚は必要なことだった。

これからも変な家庭だけれど、私は子が成人するまでのらりくらりこの環境を維持していくし、早く子にはその中で自立していって欲しいなと願う。

さぁ3周年に向かって、また進もうと思う。

いいなと思ったら応援しよう!