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【産業能率大学#3】コース選択の理由

こんにちは。2024年10月から産業能率大学の通信制に入学予定のYukiと申します。

今回の記事は少し自分語りが多くなってしまいますが、まだテキストも届いていないということで、ご容赦いただきたいと思います。

産業能率大学の通信制では、さまざまなコースが用意されており、色んな「学びたい!」という要望を叶えてくれるものになっています。

色んなコースがある中で、私は「税務・会計マネジメントコース」を選択しました。

どうしてこのコースにしたのか、少し長くなってしまいますが、聞いてください。

元々、会計系の専門学校に通っていた私ですが、学生当時は専門学校に通う2年間で公認会計士の資格を取得するべく、勉強にいそしんできました。

しかし公認会計士の壁は高く、専門学校に入学して初めて簿記というものを学び、2年で取得できるような甘いものではありませんでした。

それでも日商簿記1級や全経簿記上級など、簿記の最上位資格を取得したことを武器に、経理として社会人のキャリアをスタートしたわけですが、30代にしてどうしても、今後のキャリアに頭打ち感を感じ始めたわけです。

そんな時に私が知ったのが『USCPA』という資格。簡単に言えば、アメリカの公認会計士資格です。

アメリカの公認会計士資格ということで、試験内容は当然英語。かなりの難関資格のように思えますが、実は日本でも受験することが可能で、かつUSCPAの資格取得のためのスクールなどの整備もかなり整ってきているとのこと。

しかも、日本の公認会計士資格が合格率一桁%台なのに対して、USCPAは科目によりますが、40~60%程度の合格率があるようです。

もちろん、受験生のレベルが高いこともあるでしょうし、前述の通り英語での試験なので簡単な内容ではありません。

しかし私には「どうしてもUSCPAのライセンスが欲しい!」という強い理由付けがあります。

というのも私の配偶者がアメリカ人で、今は日本で働いていますが将来的にアメリカで暮らす可能性もゼロではありません。(むしろ可能性は高いです)

仮にアメリカで暮らしていくのであれば、アメリカ人の配偶者として配偶者ビザを取得し、すぐにでもグリーンカード(10年間の永住権)を取得することが可能です。

そして、グリーンカードがあればアメリカ人同様、アメリカ国内で仕事をすることも可能!…なのですが、日本からやってきた何の資格もスキルも持たない日本人がアメリカで仕事を探すのは非常に難しいでしょう。

ましてや、ビジネスマンとして働くのであれば、最低でも学士を取得しているのが当たり前。
実際に多くの州では、USCPAの試験を受けたりライセンスを取得するための要件ですら、大学を卒業した証である『学位』が必要になるのです。
(正確にはUSCPAの試験を受けて合格するまでなら、高卒や専門卒も可能な州もあります)

USCPAの試験を受けるだけなら専門卒でも問題ないとはいえ、将来的にライセンスを取ってアメリカでUSCPAとして働きたいという明確な目標があるのであれば、まず日本で学位を取得してからUSCPAの試験に臨み、ライセンスを取得するというのが王道だと考えたわけです。

もちろん今後もアメリカではなく日本で働き続けるとしても、公認会計士としては働けませんが、USCPAを取得した経理実務の経験者として一定の評価を得ることは可能です。

要は、USCPAライセンスを取得して自分自身と家族の、将来の選択肢を増やすことが目的なのです。

で、結局なぜ税務・会計マネジメントコースなの?

産業能率大学の通信制に通うことを決めた時、色々なコースがあるので迷いましたが、USCPAの試験を受けるには大卒の『学位』とは別に会計の『単位』が一定数必要になってきます。なのでまずは大学で会計系の勉強をしておくことがアドバンテージになります。

そもそも、国が違えど会計や税務の基礎知識は、USCPAとして必要不可欠な内容です。

だとしたら、数あるコースの中でも『税務・会計マネジメントコース』が一番自分が学びたいことと、最終的な目標にフィットしているのではないか、という考えからこのコースを選びました。

税務・会計マネジメントコースでは、共通科目(16単位分)とは別に、3年次の専門科目として以下の科目が20単位分設定されています。(各2単位)

  • 租税法概論

  • ファイナンス思考力

  • 会計思考力

  • 財務諸表論

  • 監査論入門

  • 国際会計基準IFRSの知識

  • 経営管理会計

  • 経営分析

  • ケースで学ぶ管理会計

  • 金融の基本と常識

財務諸表論や監査論など、公認会計士の受験勉強をしていたころに学んだ内容や、IFRSや管理会計、経営分析など上場企業の経理担当者として実務的に経験を積んできた内容なので、私にとっては他のコースより取っつきやすい内容が多いのかなと考えています。

また、産業能率大学の通信制を卒業された先人の方たちのブログでは、ビジネス教養コースやFPコースで卒業された方が多く、税務・会計マネジメントコースについてまとめているブロガーさんが少ないように見受けられたので、私がこれから書いていく記事が、後輩の方たちの参考になれば幸いです。

今回は長い自分語りに最後までお付き合いいただきありがとうございました!

早くテキストが届くといいなぁ。




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