映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』感想

公開当時、まさか自分がこういう恋愛映画を観に行くとは思わなかったなと、自分自身に驚きました笑
でも今レンタルで見返したいくらい、泣けて心が暖かくなる良い作品だなと思います。

最初、真綾が園芸部の人を待ち伏せているシーン、映画館で最初観た時、「『変質者注意』の看板の後ろはまずくないか😅」となって面白かったです。その後本当に相手から変質者者扱いされたのは悲しすぎます。あの看板はしっかりフラグだったんですね😓

終始、真綾役の畑さんが可愛いなと思って見ていました。公園のシーンで着てた服とか、デートの時の服装が良かったです。特に公園のシーンでは座った時に芝生に白いスカートの裾が広がって、まるで妖精みたいでした😊

真綾の親友の知花ちゃんがいい子すぎます。こういう親友がいたら幸せだろうなと思います。
あと、千輝くんに告白していた花咲さんも良い性格しているなと思いました。告白してフラれた後でも、「私が彗の一番の応援者だから」と前向きでいられるところが好きです。それに対して「いいねぇ~」と言っていた友人二人も好きです。
荒れていた手塚もいい方向に感情を収められていたと分かって良かったです。何より真綾のことを思っていろいろフォローしていたのが好感持てます。

私はこういう学生の王道恋愛ものに対して、結構ひねくれた気持ちを持っていました。
今回もまあ、「『片思い業界』『両想い業界』ってなんじゃいww」とか「てかなんや『チギチギ』って」とか、さらには千輝くんのあらゆる行動に対して「お前は何様じゃいww」と思う場面も多々ありました。
多分大抵の女子は「カッコイイーー!!」となるのでしょうが。そういう男子キャラの、女性をドキッとさせる(と世間一般では言われている)行動が胡散臭く見えてしまう質で、高校生の時は同級生の女子が見そうな恋愛物には興味を全く示しませんでした。
なので、YouTubeの宣伝をたまたま見たことをきっかけに、ふとこの映画のポスターを公開時に見かけて、なんだか知らないけれど見たい衝動に駆られて、たまたま近くの映画館が割引デーで観に行くというちょっと不思議な体験をしました。

多分この映画、高校生の方もたくさん見たのかなと思います。自分が高校生の時だったら絶対に観に行かなったであろう映画に対して、その後何年間かで色々な感情を味わったからこそ、真綾の心情とか、二人の想い合う尊さとか分かるようになったんだなと思います。涙が出るくらいには。

それにしても、良いですねぇ~、江ノ島・鎌倉。
撮影機材のおかげなのか?寺とか木々の緑がとても綺麗でした。

見ていて幸せな気持ちになれる映画でした😊
ありがとうございました!

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