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Molokai solo -Hawaii 4日目-
Molokai solo 当日。
朝5時頃に目が覚めた。
体調よし、メンタルよし。朝食は6時から。
おにぎり、味噌汁、ベーグル、リゾット、オレンジなどジャパニーズフードメインの朝食。
今まで何千杯の味噌汁と何千個のおにぎりを食べてきましたが、
異国の地で食べるおにぎり&味噌汁ほどジャパニーズスピリットを感じることはありません。
日本の伝統的な和菓子・虎屋の羊羹で朝食を締めました。
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朝のトイレも済ませてリラックスしていると問題が発生⚠️
嫌な予感はしていたが、なぜか僕らのカヌーをオアフ島からモロカイ島へ運搬してくれるキャプテンとなぜか連絡が取れない。
もしやデジタルデトックス中?それともこれがハワイアンタイム?
もしかしたら既に沖で待機しているかも。
ということでサクッとビーチへ行ってみた。
むむ、、、いない。引き続き連絡が取れない。
一旦ホテルに戻って仮眠。
不安マックスの状態で最終準備をして、再びビーチへ向かった。
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既に沖には何十艇のエスコートボートがプカプカ浮いていた。
キャ、キャプテン発見!!!
先にユウタがボートへ向けて泳ぐ。
自分も後に続いて泳ぎ始めた🏊♂️
ビーチからの距離は100m弱。足ヒレはなし。
心なしか江の島周辺より海水はしょっぱい。
やっとボートに辿り着くと異様な空気が漂っていた。
3艇乗せたはずのカヌーが2艇しかない。。。
モロカイ島に運搬中、あまりにコンデイションが荒れていたため、
カヌーが折れたらしい。1艇はボートに打ち上がった魚のように横たわっていた。
かなり複雑な心境になったが、自分がレンタル予定のカヌーではなかった。
ユウタ、ドンマイ。。。🥹
今思い返してみると面白い展開だけど、
それは無事に皆んなが海峡を横断できたから
思えること。特に荒れたカイウィ海峡ではカヌーの状態も本当に大事。
ユウタは急遽別のカヌーで出場することになったが、それでもしっかり漕ぎ切るのはさすが。
無事にモロカイ島に辿り着いたカヌーをボート上でセッティングし、自分のエスコートボートを探しながら漕いだ。
見当たらない。。。
(Where?)なぜか心の声も英語になっている。
10分ほど漕いでやっと見つけた。
今回はキャプテンKoekiとサポートクルーとしてLeightonが乗っていた。
昨年同様にボートに日本人はいないので、コミュニケーションは英語。
ジェルやハイドレーションをチェンジするタイミング、撮影してほしい旨を伝えた。(たぶん7割は伝わった)
急いでビーチへ戻るとお祈りの儀式は終了していた。カイウィ海峡の神様、どうか見守っていてくださいと心の中で祈る。
ジェルやハイドレーションなどのセッティングは完了。細心の注意をしながら海へエントリー。
ここでカヌーを壊したら笑って日本には帰れない。
無事に漕ぎ出すとスタートラインへ向かった。
前方にケニーさんが見えてきた。
昨年のスタートを思い出す。
「1回出場するだけじゃなくて、連続して出場しないと」
この1年呪文のようにずっと頭の中をグルグルしていた言葉が、頭の中から消え去った。
今年もMolokai soloのスタートラインに立つことができた。周りには世界中のパドラー。
過去1番のコンディション。
あとは楽しむしかない🤙
自分のやってきたことを信じて思い切り漕ぎ出した。
Molokai solo2024につづく
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