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想いを言葉にのせて伝えたい!経験から学んだコツをシェアします

こんにちは!yukiです。

他の人の“情熱”にふれて、
心を動かされた経験はありますか?

僕はあります。

良い意味で、
人生が変わったと言ってもいいくらいです。

情熱って、決して、
体育会系な“アツさ”だけでは
ありませんよね。

内面に静かな情熱を湛える方も
たくさんいらっしゃいます。

そして、激しくても静かでも、
熱い想いがのった言葉には
人の心を動かす大きな力があるのです。


僕は、自分の想いを言葉にのせて
人に伝えるのがとても苦手でした。

しかし、あるきっかけでコツを知り、
以前よりかなり進歩できたのです。

今回は、そんな

「想いをのせて伝えるコツ」

をシェアしてみますね。

それでは、どうぞ!


想いがのった言葉にふれて、
人生が変わった


まずはじめに、
想いがのった言葉によって、
人生が大きく変わったエピソードを
紹介させてください。

僕は海外旅行が好きで、
これまでたくさんの国を旅してきました。

このような経験をすることになったのは、
ある方との出会いがきっかけなんです。

情熱の世界史


その方は、
高校時代の世界史の先生でした。

本当に、情熱的な授業だった…

見るからに“アツい”タイプではないんです。

それでも、
「世界史が好きでたまらない」
という気持ちがバンバン伝わってきます。

授業前に友達と、
「今日も“ライブ”が始まるね〜」
と言い合っていたほど笑

心から好きだからこそ、
ただ知識を伝える授業ではなくて、
たくさんの登場人物が出てくる物語として
歴史の魅力を伝えてくださったのでした。

「この映画、
 今やってる部分の歴史を
 学べるから面白いですよ!」

といって、
“映画紹介レジュメ”を
配ってくださったことも。

さらに特徴的だったのは、
たくさん海外を旅してきた経験を
歴史に絡めてお話ししてくれたことです。

どのエピソードも
夢中で聞き入ってしまうほど面白くて、

「僕も大学入ったら、
 絶対にたくさん海外行く!」

と心に決めたほどでした。

そしてついには、
進路にも影響を受けたのです。

あまりにも楽しそうに語られるので
世界史がどんどん好きになり、
大学でも世界史を専門に学ぶことにしました。

先生の熱い想いによって、
人生が大きく変わったといっても
過言ではありません。

伝える側になると…うまくいかない!


大学に入り、
人前で喋る機会も増えたのですが、

そこで困ったのは
「なかなか想いを言葉にのせられない!」
ということ。

どうやっても、
“情報を話しているだけ”
みたいになってしまうのです。

しかし、転機がありました。

それは、教員免許をとるために
母校に教育実習に行ったときのことです。

あの世界史の先生は転勤されていて、
もういらっしゃいませんでした。

先生に見てもらえないのは残念でしたが、

「今度は僕が、ここで世界史を教えるんだ。
 海外経験もたくさん積んできた。
 あのときの先生のみたいに、
 世界史はこんなに面白いよって伝えよう…!」

そう思って授業に臨んだのです。

すると驚いたことに、
自分の口から
スルスルと言葉が出てきます。

こんな簡単に、
想いをのせて語れるのはなぜ…?!

しかもめちゃめちゃ楽しい。

それまで悩んでいたのが
不思議なくらいでした。

想いをのせて伝える感覚


想いをのせて伝える感覚は、
言うなれば、

「本当に大好きなものを、
 友達にオススメするような感覚」

でした。

例えば、

「これめっちゃすごい!!」

って映画や本に出会ったときに、
友達にどうしても見てほしくて、
ゴリ推ししてるみたいな感じです。

そういう時って、
どんどん言葉が出てきますし、
エネルギーがのっかります。

想いがのることによって
影響力も増しますよね!

想いが伝わったのを実感した瞬間


教育実習の後、
授業の評判が良かったこともあり、
全校生徒に対する講演のお誘いをいただきました。

本来はちゃんとした講師が呼ばれる、
国際理解教育のカリキュラムです。

もちろんお受けして、

「大好きなものを
 友達にオススメする感覚」

で話しました。

皆さんの反応は良く、
とても楽しい時間となったのです。

そして後日、
講演会の担当の先生が、
全員分の感想用紙を渡してくださいました。

すると、
昔の自分が先生に抱いていたのと同じように、

「歴史がこんな面白いとは思いませんでした」
「自分も大学生になった絶対海外行きます!」
「時間が足りなかった、夢中で聞いていました」

と感じてくれている方が、
本当にたくさんいて驚きました。

「大好きなものを
 オススメする感覚って、すごい!」

と思うと同時に、
それを伝授してくれたともいえる
先生に改めて感謝したのです。


そしてこの感覚は、
直接的なコミュニケーションだけでなく、
間接的なコミュニケーションでも
使えるだろうと感じています。

例えば文章。

しかし文章の場合は、
喋りながら声に想いをのせるより、
はるかに難しく感じます。

僕はまだまだ未熟なので、
この感覚で書けるよう
訓練しているところです。

想いを文章でも伝えられるよう、
頑張ります!

ぜひ、

「本当に大好きなものを、
 友達にオススメするような感覚」

で伝えるのを試してみてくださいね。

きっと、
想いが自然にのっていくのを
感じられますよ。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日もよい1日を!


(今回のカバー写真は、
 ボツワナのオカバンゴデルタでした!)



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