外側と内側の冒険
こんにちは!yukiです。
突然ですが、
“冒険”と聞くと、
どんなイメージが浮かびますか?
もしかすると、
子どもっぽい感じがするかもしれませんね。
しかし今日は、あえて、
その言葉を使ってみようと思います。
僕は、“冒険”とは、
「日常を出て知らない世界に行き、
何かを手に入れて帰ってくること」
だと思っています。
何かを手に入れて帰ってくる、
というのは“成長する”ということ。
何事においても、
大きく成長するためには、
“日常の世界”
を出る必要があるのです。
今回は、そんな、
「日常を出て冒険すること」
をテーマに話していきたいと思います。
何かで伸び悩んだときに
有効な視点だと思うので、
ご参考になれば嬉しいです。
ずっと家にいたとしても
まずはじめに、
ご紹介したい言葉があります。
吉本ばななさん著、
『デッドエンドの思い出』
という小説に出てくるセリフです。
僕はこれを読んだとき、
すごく共感しました。
一見すると
変わり映えのない日々を送っている人が、
アクティブに飛び回る人より豊かな心をもち、
人間的に成熟していることもあるのです。
ただ、それには、
何らかの“成長のきっかけ”が
あったはずですよね。
成長のきっかけ
人って、どうなったら
「成長した」と言えるのでしょうか?
いろいろな考え方があると思いますが、
今回は、成長を
「プラスの変化が起こること」
と定義づけますね。
プラスの変化を起こすためには、
自分のいる世界の外に出る必要があります。
例えば、筋トレ。
筋肉を大きくするには、
いまの自分が耐えられる負荷よりも、
よりキツい負荷をかける必要があります。
もちろん筋トレだけじゃありません。
さまざまな分野で定説となっているのは、
「自分の能力を
少し超えたことに挑戦すると、成長する」
ということ。
つまり、
自分がいる“日常の世界”を出ると、
なにかを得られる(成長できる)
可能性があるということですね。
2つの日常の世界
「“日常の世界”を出ると、
成長できる可能性がある」
ことを見てきましたが、
“日常の世界”は2種類あります。
物理的日常
精神的日常
です。
“物理的日常”とは、
そのまま、現実世界における日常。
一方の“精神的日常”は、
人の内面における日常のことです。
“精神的日常”から外に出ることの例としては、
今の自分にない考えを深める(学ぶ)
知らない分野の学習に取り組む
といったことでしょう。
2つの冒険を組み合わせる
“物理的日常”と“精神的日常”。
これらを抜け出して冒険することが、
成長の大きなきっかけとなるのですが、
基本的に、これらは
成長の両輪だと思っています。
どちらかに偏りすぎると、
いつか成長が滞るときが来てしまいます。
2つの例をあげますね。
分かりにくいかもしれないので、
あなたの興味ある分野に
おきかえてみてください。
まず1つ目。
ひたすら家にいながら、
人間関係を良くするマインドを
学ぶとしましょう。
しばらくは、
未知の世界の知識を得ることで、
自分が変わっていく感じがします。
しかしそのまま続けていくと、
ある地点で、成長が止まったように
感じてしまうのです。
それは、現実世界での
冒険が不足しているから。
知識は、経験を伴って
初めて自分のものとなるからです。
つぎに2つ目。
筋トレを例にします。
最初のころは、
自分の枠を超えた負荷をかければ
成長するものの、
だんだんと頭打ちになってくる。
それを打破するためには、
内面の成長が必要になってきます。
栄養学や生理学を学んでいくことで、
外側の世界での壁を
越えていくことができるのです。
と、こんな感じで、
成長を感じられなくなったときは、
外面と内面のどちらかに偏りすぎていないか、
チェックしてみると良いかもしれません。
僕自身も、仕事、ピアノ、写真、剣道などで
効果を実感してきましたよ。
今回の内容は、
ちょっと抽象的でしたね。
しかし抽象的な概念は、
いろいろなものに
当てはめられるので便利です。
お伝えしたかったことを
まとめると、
「内面と外面の両方を、
バランスよく成長させていきましょう!」
ということです。
最後にひとつ。
冒険するときは、帰る場所を
準備しておくことが大切です。
行きっぱなしでフラフラ漂うのではなく、
戻るべき軸を用意して、
手に入れたものと共に帰るようにしましょう!
(また抽象的になってしまった汗)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
それでは、今日も良い1日を!
(今日のカバー写真は、
ヨルダンの砂漠でした!)