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韓国自転車旅3日目Part①【順天→木浦】2024年8月11日


こんにちは!
旅好きサラリーマンのオーイシです。
今回は、韓国自転車旅3日目についてお届けします!


旅の概要

今回は、順天駅neunjgu駅木浦という感じの旅になります。
地図的にはこんな感じです。

当初は順天から全自走で木浦を目指す予定だったのですが、韓国での2日間で完全に心が折れました。
その理由は、

とにかく暑すぎる!!

思っていたよりも暑くて、かなり体力を奪われました。
そして全自走した場合だと総走行距離150km
獲得標高1,700mとかいう頭のおかしいスケジュールになります。
日本だとそういうこともしますが、韓国だとコンビニや自販機がなかなか見つからないという不安要素が大きく、リスク回避の観点から途中まで輪行する選択をとりました。

また、韓国では自転車は原則サイクリングロードを走ることとされており、全自走ルートだとサイクリングロードがほぼないことも要因の一つでした。
100km前後かつサイクリンロードを走ることを踏まえてルートを検討した結果、neunjgu駅という川沿いのローカル駅まで輪行して、そこから走ることが最適解と判断しました。
なので、まずはneunjgu駅を目指します。

①韓国ローカル線電車旅

というわけで、前日に急遽neunjgu駅までのチケットを取りました。

ただ、懸念点として出発時間が遅いこと。
トラブル回避の観点からも、できるだけ早く行程を進めたいのですが、この便の前の便が6時出発でした。
6時出発を逆算すると、最低でも4時半に起きないといけない😩
早起きはストレスのもとだったので、9時39分の便で行くと決めて寝ました。

筆者は極度のせっかち。
頭のどこかで6時出発の便で行きたいと願っていたんでしょうね。
4時に目覚めてしまいました笑
昨日買ったチケットは500円くらいだったので、最悪捨てても良いという気持ちで、6時発の便を目指すこととしました。

まだ暗い中輪行の準備。


まずは窓口で6時発の便が空いてるかどうか確認。
空いていたようなのでそのまま購入。
ネットで予約したチケットをどうしようかなと思いましたが、KORAILのサイトを開くと、直前までキャンセルできそうだったので、そっちは無事にキャンセルしました。
そして時間が来たので乗車。

こんな感じ。
昨日の電車よりも中は綺麗。
自転車を置けるスペースもあって安心。


そして定刻通りに電車が出発しました。

今日も天気が良い。
この快晴がのちに悲劇を招くことになるとは。


1時間半電車に揺られて、neunjgu駅に到着!
輪行を解除して、自転車で木浦を目指します🚲

青空と山と電車と自転車。最高の景色。
エモい看板。この手描き感が良い!
線路。
neunjgu駅の外観。ほんとにローカル駅。


②neunjgu駅→木浦

neunjgu駅から木浦までの道のりは以下のとおりです。

全体図。
拡大図①
拡大図②
拡大図③


見ての通り、木浦フェーリー乗り場まで107kmあります。
ただ、道のりのほとんどがサイクリングロードのため、スムーズに進むかと思います。

ちなみに、筆者がこの自転車旅で使っていた地図アプリはKakaomapで、自転車に適したルートが表示されるので便利でした。
地方すぎたこともあり、Googleマップはほとんど使い物になりませんでした。
地図の赤い線が自転車に適した道青い線が適さない道を表しています。

前置きが長くなりましたが、それでは木浦へ向けてlet's go!

サイクリングロード。所々ガタガタ道だけど良い!!
オーイシの影。
旅してる感満載の道!いいね〜
川沿いだから景色も良き!!
途中団地の横を通る!
緑と川に囲まれて良い団地だな〜
韓国はマンションがほぼ同じデザインで、番号で区別されてる。この黒と白のコントラスト、カッコよくて個人的に推せる。
道。
道②
緑と団地。
高架下の休憩スポット。
自転車乗ってる人いるね〜


ここで一旦休憩。写真だけ見ると順調そうに見える、、、が一つ大きな問題が。

日陰がなくて暑すぎる!

補給ポイントが一切ない!

極力荷物を軽くしたかった筆者、食料は別として水をあまり用意していませんでした。
走って分かりましたが、多分これ永遠に補給スポットないし、日陰もない。
そんな焦りを覚えつつ、とにかく進むしかないので、再び漕ぎ出しました。

景色はとにかく最高。
河原沿いの野球広場。日本と同じ感じだ。
なんのキャラクターか分からんけど、記念撮影。
道。
可愛い犬がいたので、スピード下げて話しかけたら、
めちゃくちゃ吠えられて追いかけられてる図。
まじでビビった、、笑
田んぼ。日本みたい。
道。


50kmくらい走って、体力的にも疲れてきた、、
冷たい何かを飲みたい、、、
とそんなことを思っていた矢先、救世主現る!

自販機ィィィィィ

命の恩人の自販機ニキ。
日本で言う三ツ矢サイダー的なものと、キンキンの水をいただく図。
水に関する博物館?的な場所。
ここに自販機ニキがいます。


ほんとに助かった!
多分これがなかったら熱中症になってたと思う。
こう言う時に毎回思うんですが、どんな高級なディナーよりも、死にそうな時のキンキンの炭酸飲料に勝るものはないと思うんです。
至福の瞬間を堪能して、自販機ニキにお別れを告げ進むことに。

向かい風+日差しのダブルパンチで、精神的にも体力的にも1番辛かったとき。
ほんとに景色に関しては100点満点の道。
これも好きな道。
自転車のためだけに作られた川の上の橋。
景色だけは良い、、
道。


そんなこんなで20kmくらい走ったと思う。
そろそろ水が切れそうだったので、地図上でコンビニを見つけたので、そこに向かうことに。

韓国最大手のGS25


お察しの方もいるかと思いますが、こんな田舎にほんとにコンビニなんてあるの⁇って話なのですが、筆者は勝手にあるべきだと言う願望を抱いていました。
そしてその願望は砕かれることに。

そこには普通の一軒家が立っていました。

心のどこかでは分かっていたんです。
なぜなら、

クチコミが一件もないから。

そう分かっていたはずなのに、、
怒りなのか悲しみなのか、よく分からない感情を抱きながら進むことに。
そしてすぐに、自販機ニキを見つけました。
今度こそ勝った!と思いました。

しかし、その自販機ニキは数十年以上前のもので、既に機能していませんでした。

そこで水を飲み干し、いよいよ水分が尽きました。
木浦まで残り30km。当然ながら、この暑さの中での水分0は死を表しています。
このままではいけないと、スーパーを探しました。
その結果、サイクリングロードを外れれば8km先にあることが判明。
そしてこれは間違いなく存在する。
(GS25のトラウマで疑い深くなってる笑)
もはやサイクリングを楽しめる状況でもなくなっていたので、とにかく最寄りのスーパーを目指すことに。

果たして、オーイシはスーパーに辿り着けるのか⁈
そして、無事木浦フェリー乗り場に辿り着けるのか⁈
この旅の続きは韓国自転車旅3日目Part②にて!
(TVのコマーシャル形式。反感を買いかねない。)

ここまでお読みいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!

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