きれいな海と、汚れた海
どうも、野口です。
先日、一年ぶりに海に行ってきました。
日焼けでびっくりするくらい真っ黒になりましたし、
背中がずっとひりひりしてます(笑)
大人になってもまだまだ子どものようにはしゃげることがうれしいですし、
それを共有できる仲間たちがいるのが幸せです!
そんな海ですが、東京と沖縄では海の色が違いますよね。
僕は千葉県出身なのですが、
千葉は基本的に海が汚いですが、
御宿などの下の方の海は比較的きれいです。
いったいなぜ色に違いが出るのでしょうか?
海がきれいになる・見える理由1「サンゴ礁」
・海中で二酸化炭素を取り込んで酸素を吐き出し、海を自ら浄化する役割を持っている。
・石灰質でできたサンゴが死んだあとにバラバラになって砂になっているから海の底が白くなり、海底が白いと太陽光がうまく反射して海自体の色を青く見せる効果がある。
海がきれいになる・見える理由2「黒潮」
・黒潮が発生すると栄養素が少なくなるので、プランクトンが存在を維持することができなくなり、通年海がきれいな青に見えるということに繋がる。
海がきれいになる理由3「生活用水」
・工業地帯が少なく自然に溢れている。
この工場からの汚れた水の流出というのは年間かなりの量であり、海がきれいに見えなくなる原因の中でも大きな割合を占めているといえます。
https://naminorihack.com/archives/3720
すごくざっくりですが、上記のサイトより引用させていただきました。
サンゴ礁のおかげできれいに見えるのは希少価値があってとてもいいです。
黒潮に関しても、沖縄が離島でほかの国からの影響を顕著に受けているからというのが特別感があっていいです。
また、黒潮が少なくてプランクトンが多い海こそ、魚がよく育ち、おいしい鮮魚が食べられるというのも強みがでていて最高です。プランクトンで濁っているからこそ、魚がおいしい。
そう思うと地元の海も好きになれます。
ただ、最後の生活用水に関しては問題意識を感じざるを得ません。
日本は島国で、他の国の影響を受けづらいため、
工業を発展させることで発展させてきた国です。
その弊害として、工業排水が海に流れ出てしまっている。
それだけでなく安く便利な生活用品は、
安くするためにいろいろな化学用品を使っているため
結果として海を汚す要因になってしまっています。
それではプランクトンが多くおいしい魚が取れる場所でも
どんどん海洋生物がすみづらくなり
いずれは海は汚く、魚もいない。
そうなってしまうときがくるのではないかと不安を抱きます。
あらためて、現状を受け入れ、自分にできることを徹底していく必要性を感じます。
・なるべく自然由来ものをつかう
・ごみは然るべき場所に捨てる
いまできること。
まずはこの2つは徹底して
きれいな海も、魚が住みやすい海も
保全するために心がけていきます。