公園でたくさん遊ぶ子どもは、運動神経が良く、集中力や社会性も高い。
現代の子どもたちは、たくさん習い事をしている印象があります。
塾などのお勉強系やスポーツが多い印象がありますが、
中にはPCやプログラミングなど、現代ならではのものもあるみたいですね。
しかしながら、
私は、子どもたちの本当の運動神経や集中力は、遊びの中で鍛えられると思っています。
近所の子どもたちが、勝手に公園に集まって、鬼ごっこが始まったり、サッカーをしたり。
たまにはケンカになったり。
そういう経験は、小さい時にしかできない貴重な経験なのです。
そのような貴重な経験の中で、子どもたち独自のルールを作り、社会のマネ事をしています。
これはよほどのことがない限り、親が入るべき領域ではありません。
命に関わる大きな怪我をする危険性があったり、
重大ないじめなどが起こらない限り、
親は子どもたちを見守るべきだと思います。
時間を忘れるぐらい公園でたくさん遊び、子どもたちの間でルールを作ったり、壊したりすることが、小学生年代の子どもたちの何よりの勉強と成長になっていると思います。
勉強熱心の親御さんの子どもほど、週に3つも4つも習い事をしている印象があります。
その習い事が本当に子どもたちのやりたいことで、自ら始めたのであれば、それはいいことだと思います。
なかには、親に言われて始めたというものも多いのではないでしょうか?
親に大切だから、と言われ、
本当は遊びたいのに、放課後の遊びの約束をしている仲間に入れなかったり。
途中で習い事があるからと帰ってしまったり。
通っているうちにそれがいつのまにか日常になり、公園で遊ぶ楽しさを忘れてしまいます。
公園で遊ぶことよりも、習い事に集中することの方が大切だと思ってしまうのです。
習い事を否定するわけではありません。
公園で思いっきり遊ぶことの大切さを、親は子どもたちに与えて欲しいのです。
ここからは少年サッカーに関する僕の個人的な印象ですが、
平日でもサッカーのスクールに通っている小学生がとても増えているように感じます。
小学生のサッカー選手にとっては、出来るだけボールに触れる機会を増やすことが、なによりの成長に繋がります。
しかし、サッカーのスクールに通うことだけが、成長する手段ではありません。
公園でサッカーをしたり、鬼ごっこをしたり、時には野球やドッジボールをしたり。
そういう経験がサッカーにも活きてくると思います。
親のサッカーが上手になって欲しいという希望だけでサッカースクールに行くことはやめて欲しいなぁって思います。
その子にとって、本当にスクールという習い事が必要なのか、子どもたちの大切な時間を奪っていないか、よく考えて欲しいですね。