母の誕生日に高級料亭のお弁当を食す
母が傘寿の誕生日を迎えた。
本当はどこか素敵なレストランか料亭に行きたいところだが、昨年骨折して入院したためか、まだ外食には抵抗があるようだ。
そこで、お昼ご飯をテイクアウトして実家で食べることにした。
奮発して選んだのは、なだ万のお弁当。
デパ地下で見た瞬間「これにしよう!」と即決。
実家で包みを開けると彩りの美しさにまず感動。
「いただきます。」の声の後、皆が無言。
たまに父が「うん」「うん」と頷く声だけがする。
美味しい!とにかく食べるのに夢中だった。
食べ終わって休憩しながら考えた。
確かに一つ2,000円以上するお弁当は贅沢品だろう。
しかし、品数も豊富でキッチリ詰めてあるからかなりのボリュームで満足度はかなりの高さ。
これだけのものを料亭で食べたら、おそらく3,000円以上はかかるはず。
逆にスーパーのお弁当でも1,000円近くするかも。
…となれば、これはかなりコスパがいいのかも。
特別な日ぐらいこのぐらい奮発したいよ。
ってあれこれ考えたが、要は両親の喜ぶ顔が見られたのが一番嬉しかったのだ。
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