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【第3回】タイ北部チェンライでアドベンチャー旅

サワディーカー!🇹🇭

さて今回は旅のブログです。
タイ北部”チェンライ“に行った時の旅について書こうと思います!

チェンマイは聞いたことあるけど、チェンライは知らない、、という方も多いかもしれません。
チェンライはミャンマーとラオスの国境となるタイ最北の地です。チェンマイのお隣。

チェンライ地図

チェンライは、かつてタイ北部を統治したラーンナー王朝最初の都があった場所です。ラーンナー建築の仏教寺院や庭園が点在する静かな街です。自然豊かな山岳地帯には、さまざまな山岳少数民族や旧中国国民党軍の子孫などが暮らし、王室の別荘地があることでも知られています。

旅は時期遡り7月下旬。

タイの7月は月曜日の祝日が2回(=3連休が2回)ありましたよー!

私は友達と予定を立てていましたが急遽友達がキャンセルになってしまったので、、、

大好きな山に行こうと思い立ち前日の21時にフライトとホテル手配!✈️
思いつきの超弾丸一人旅です!w

タイには山登りができるとことが限られている、、ということで絶対にいつかは行きたいと思っていた場所だったのでこの機会にふらっと訪れてみることにしました。
一人旅のいいところはなんといっても「自由」で何にも束縛されないところ。
好きな時に好きなことだけをして自由に過ごせることが醍醐味です!

行程

今回行った行程はざっくりこんな感じです。

1日目
・バンコクからチェンライへ移動
・ゴールデントライアングル
・白い寺(ワット ローンクン)と青い寺(ワット ローンスアテン)散策
・川沿いのおしゃれcafe
・ナイトマーケット
・ディナー

■2日目
・登山(チェンライ日帰りトレッキングツアー)
・チェンマイからバンコクへ戻る

1日目


ドンムアン空港からThai Lion Airを利用してSL532(6時50分DMN発)のフライトでチェンライへ✈️
早朝フライトだったので機内は爆睡、、いつも通りワープした感覚で無事到着!
空港到着後はバイクタクシーを使ってホテルまで移動。
チェンライはGRAB、BOLTは充実していて特に交通で不便はありませんでした。

今回宿泊したホテルはこちら
▶︎▶︎▶︎スピノマドホテルチェンライ
選定理由は以下の通り
・安い(1泊540THB=約2,430円)
・バスターミナルから徒歩圏内
・ホテルにBAR(生演奏付き)が併設している
・清潔感◎
・口コミ良し

ホテル着は8時過ぎ。
朝早いインにも関わらずお部屋はできていました。

スタンダードツインルーム

ホテルで荷物整理して早速出発~♪

ホテルから徒歩4分ほどでチェンライバスターミナル1へ。
今回はローカルバスを使って自力でゴールデントライアングルを目指します。
バスターミナルに着いて「ゴールデントライアングルに行きたい」と言えば簡単に乗り場まで辿り着きました。

緑が目印のバス
窓とドアは閉まらない、全開スタイルw


座席はしっかりと余裕もありそんなに苦痛に感じることはなく、、
地元の方が乗ったり降りたりするので何度も止まりますが
街並みを見ているだけでも楽しくてあっという間に進みました!
日本人が珍しかったのか?たくさんの人が話かけてくれました!

途中で見つけたバス停!w

2時間乗って150バーツ(=約675円)でした。

到着すると噂通りのなにもなさ!!
とにかくガラーンとしてました!w
人もそんなにいなーい!w

はい、こちらゴールデントライアングルです!

ゴールデントライアングル

タイ、ミャンマー、ラオスの国境。
島国日本人からすると不思議な感覚ですよね〜。

看板

メコン川クルーズがあったのでもちろん乗船!

メコン川クルーズ

右にラオス、左にミャンマー、後ろにタイ、、、
国境となる川をクルーズで渡るというなんとも面白い経験!
とにかく水が茶色くて汚なすぎるし、クルーズはおかしいぐらいスピード早いし、、、
もしここに今落ちたら死ぬんじゃないかというプチハラハラも感じながら乗船!w

フォトスポットがあったのでパシャリ。

さて、ゴールデントライアングルの注意点は最終バスが14時までということ!
さらにゴールデントライアングルがあるメインスポットからバス乗り場までは車で約10分ほど移動する必要があるということ、、、
到着するのはメインスポットの目の前なんですけどね、、

事前情報でこのあたりとってもややこしいということは知っていたので到着した時に近くのお店の人に情報収集していました。
今回はたまたま声をかけた目の前のお店のおにいさんが「俺、バイタクもしてるからそこまで連れていってあげるよ〜」ということだったのでお願いしました!たしか100バーツだったかな?
GRABもBOLTも圏外なのでこのあたり自力で行く場合は大変ですね、、
他のブログでソンテウがあるというのを見ましたが、私が行ったときは「今はないよー」と言われました。。

そんなこんなで散策してるとあっという間にお昼過ぎ。
今回は13時のバスに乗って市内へ戻りました。
ゆっくりリバーサイドカフェでランチしたかったけど時間なし、、
目の前にあったセブンイレブンでとっさにおにぎりを買って腹ごしらえしました、、、
お米はぱさぱさ、、、日本のコンビニおにぎりのクオリティの高さを実感します。。。

鮭の塩焼きおにぎり(多分200円ぐらいだったかな、、?)

さあ帰りも車窓観光していたらあっという間に2時間経過。
バスターミナルに戻ってきました。ローカルバス旅はなかなか刺激もあり午前中だけでかなりの満足度でした!

戻ってきたのは15時ごろ。
まだまだ時間があるからちゃっかり動くぞー!w

ということでレンタルバイクしてみました。

24時間250バーツ(=約1,125円)

今回のチェンライ旅の目的は登山でしたが、
時間が余れば市内観光もしたいな〜と思っていたのでバイクで効率的にさくっと回っていきます。
タイに原付はないので全て中型バイクになります。
特に免許の提示は求められません。パスポートの提示はMUST。

白い寺(ワット ローンクン)

チェンライ出身のアーティストであるチャルーンチャイ・コーシピパット氏が仏教や神話をモチーフにデザインした白亜の寺院。
きめ細かなデザイン、ホワイトで統一された空間は独特で、バンコクの寺院とは全く異なる趣がありました。

青い寺(ワット・ロンスアテン)

白い寺を建築したチャルーンチャイ・コーシピパット氏の弟子であるスラーノック(プッター・ガープケオ)氏によって建築されました。
仏教や神話をモチーフにしており、熟練した職人の感性と技が生み出す独特な雰囲気の寺院です。

ちょいと疲れたので川沿いのおしゃれカフェで休憩〜♪
チーウィットタマダーカフェにおじゃましました。
雰囲気◎!この日も多くのお客さんで溢れ大盛況でした。

バナナケーキとコーヒー

このあとどうしようかな〜とぐぐっていると周辺にナイトマーケットをいくつか発見。
カフェの店員さんにおすすめを聞いたところ、「今日は土曜日だから絶対にサタデーナイトマーケットに行った方がいいよ」とのこと。

正直ナイトマーケットは国内似たり寄ったりのところも多いのでそこまで期待していなかったというのが本音ですが、、
ここは行ってよかった!

観光客がほとんどいないようで、タイローカルな方々が集まっていました。
バンコクの屋台ではあまり見たことない〜という不思議な地元の食べ物もたくさん並んでました。
食べ物、お土産、工芸品、衣類、本、おもちゃなどなんでも安価で売ってます。
センターポイントに行くと大広間があり、もうすんっごい大量の人!ひと!ヒト!

ローカルチェンライピーポー ちる中

広場の中心にはステージがあり、みんな思うがままに音楽に合わせて身体を動かしてダンスをしていました。
音楽も踊り方も全くわからなかったけど、、
見ているだけで面白い空間でした。w

そんなこんなで気づけばもう21時ごろ?
ホテルの近くまでバイクで戻って、お待ちかねのホテルに隣接しているBARで🍺タイム。
生演奏もあり、素敵空間でした。
ここでは周りに座っていた人たちと話しながらわいわいと楽しい時間を過ごしました。
一人旅の良さは新しい友達ができること!
だいたい旅人同士で友達になります。
外国人旅行者と話したら、自分一人や日本人同士の友達との旅の会話では出てこないような話題が出てきます。
お互いの視点でその土地を見て感じたことを共有しあうと新しい気づきがたくさんで面白いですねー!

早朝から始まったチェンライ旅1日目はこれにて終了。

2日目

この日はKLOOKでチェンライ日帰りトレッキングツアーを申し込んでいました。
海外での登山はまず足がない、そして迷った時に備えて登山ガイドが絶対欲しい、、ということもありツアーが最適。

朝9時にホテルに迎えの車が来てくれました。
今日の参加者は私とイギリスからきたカップル、ガイドとガイド研修生で合計5名の旅になりました。
イギリスカップルは2ヶ月のバケーションでタイとラオスを回っているそう。
登山ツアーは3DAYSの方を申し込んでいるらしく、私が参加する日は丁度彼らの2日目でした。

登山口に着く前に超ローカル市場に立ち寄ってお肉を購入。
「これ、今日の君のランチだよ〜」とドライバーから。

お肉は基本常温保管ですw

バンコクでもよく見かけますが、購入して食べるのは初!w
ローカルを思う存分味わいます。w

さあ!登山口に着いたら登山開始〜!10時30分ごろ!
山に名前はないようで、
強いて言えばラムナムコック(820m)だそう。
山岳エリアにある国立公園で、山の中にはたくさんの山岳民族が暮らしています。

スタート早々、道ありません。w
これはガイドなしは絶対に無理!とにかくついていきます。w

犬2匹もずーーーっと着いてきてくれました。w
山からバナナを積んで売りに行く人
山岳住民にとっては生活道路。バイクも使います。
BBQにしよ〜といってガイド研修生がひろってました。w

1時間ほど登り進めると、、、
さすが雨季のタイランド、ゲリラ豪雨がやってきました。。。

日本で登山するとき、雨予報なら基本やめます。w
だからもし途中で降ってきても小雨程度。
仮に大雨なら雨宿りすると思います。

でも今回のガイドは強行突破タイプ!ww
途中に雨宿りスポットあったのに「人が多いから先へ進もう〜」とか言って止まりません。w

本当にもうゲリラ具合がもうひどいんですよ!
傘をさしても雨具を着ても意味ないぐらい激しい雨が降り続いてました。
あまりにもひどい雨でイギリス人カップルの女性の方がブチギレしてました!w
「この状況で今進む必要ある?!意味がわからない!!!」って。
それぐらい本当にひどい雨の中20分ぐらい?歩きました。w

ガイドに放っていかれる我々w

いや〜、こんなゲリラ豪雨の中登山したのは初めてで、ものすごくアドベンチャー味を感じました。日本ではしなかった経験だなーという意味ではいい体験になったと思います、とポジティブに捉えておきます。w

20分ぐらいあるくと目的の山岳民族「アカ族」のお家へ!
朝に買ったお肉を焼いていきます!お家の中も見せてもらいましたよー!

アカ族とぱしゃり

アカ族といえばコーヒーのイメージもありますが、この地域のアカ族はコーヒーは育てないそう。
バナナや野菜を育てて売って生活しているそうです。

アカ族に作ってもらったランチ

ガイド手作りの竹製食器を使いました。料理の味は全部おいしかったです。食事をしていると雨も上がりました〜!まだまだ先へ進みます!

朝のゲリラ豪雨で荒れるホゥアイケーオ滝

さあ次はラフ族(中華系少数民族)のエリアへ。

美しい茶畑に囲まれた中国人居留地
農業の様子を見させてもらいました

アカ族と同じく主に農業で生計を立てているようです。

ラフ族の住宅エリアへ

ここはガスも電気もないエリア。
税金を納めることもなければ住所もない。
完全に国や政府から切り離れた生活です。

ラフ族の家は大体外で豚とにわとりを飼っていました。
豚は正月に食べるために1年間大切に育てるんだとか。
自給自足の生活を学びました。

お家訪問

とあるラフ族のお家にお邪魔しました。
英語は通じなかったので直接言葉でのコミュニケーションは取れませんでしたが、ガイドを通して日々の生活の様子について教えてもらいました。
彼らはタイ語ではなく各民族ごとにそれぞれの言語で会話をするようです。

イギリスカップルは今日はここでホームステイ。
自然の中で自給自足生活の体験をするそう。
またいつかどこかで会えることを祈って彼らとはここでさようなら。

最近は山岳民族ホームステイ受け入れで生計を立てるというパターンも多いみたいですね。
民族が観光化され独自の文化が薄れていくという世界的な課題を最近よく目にしますが、ここではまだまだそんな面影は感じませんでした。

さて、これにて登山も終了。
夕方には空港まで送ってもらい、帰りはNOK AIRのDO107(18時40分CEI初)でバンコクへ戻りました。

以上で今回の旅終了。
たくさんの学びと出会いに溢れたアドベンチャーな旅になりました。

まだまだ書ききれていない旅シリーズがあるのでゆっくり書きたいと思います〜!

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