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生まれた感情はオギャらせた方がいい


バカなことをした。


今日は
そう振り返ってみる
エクササイズを
してみようと思う。


なぜ突然
そう思い至ったかというと、
昨日、
人間関係の崩壊でつらいって
話を書いたんだけど、

それをまた思い出したからだ。


で、
いつもなら、
僕は間違ったことはしていない
と思って気を確かに持つのだが、
これ、実は良くないのでは?
と思い至ったからだ。


そうではなく、
バカなことをしたと
思うことで、
もしかしたら
気が休まるのではないか。


そういうことを思いついたので、
試してみようというのが
今回の趣旨だ。


こういうのは
ノートの上で、
一人でやるのが
普通のやり方だろう。


が、
今はノートを開いてみると
うっ、
と圧迫感やら抵抗感やらを感じて
何にも書けない。


開いたら
その姿勢のまま固まってしまうので、
今回もこの場を借りて
実践してみようと思う。


えーと、なんだっけか。


ああそうだった。


バカなことをするんじゃなかったと
後悔するんだった。


えーと、
バカなことをするんじゃなかった
と後悔してみる。


後悔、後悔、後悔、後悔……


バカなこと……


感情的になったことを
思い出して……


後悔……


……


うん、
少し、
気持ちが軽くなった。


感情的になって
やってしまった。


やってしまった結果
なんやかんやあって
人間関係が崩壊した。


そのことを、
ようやく
素直に悔やむことができた。


後悔する気持ちを
ストレートに表すことができた。


これまでは、
自分は悪くない
という気持ちが強くて、
素直に悔やむこと、
自分にも非があることを
素直に認めることが
できなかったから。


あの事件、
仲間内から見れば、
僕が100%悪いことにされる。


それが
僕には受け入れがたかった。


僕にも言い分があって、
わかってほしかったのに。


相談した友人は
わかってくれなかった。


だから、
僕だけが悪いわけじゃない!
って言い張って、
虚勢を張らないと
自我を保てなかった。


けど、時間が経って、
人間関係が崩壊して、
その友人とも離れて、
ようやく
力を抜くことが
できるようになった。


責められる環境から
抜け出せたから。


ようやく
落ち着いて後悔することが
できるようになった。


バカなことしたなぁ。


バカなこと、した。


あれをしなければ、
今も僕はTRPGをして、
わいわいとできていたのに、
あの出来事で、
趣味の友達の大半を失った。


とはいえ、
また戻るかと言われたら
戻る気はない。


切れた繋がりを
もう一度と結び直しても、
結び目がある以上、
事件という記憶がある以上、
また続きから、とはできない。


どの面下げていけばいいのかも
わからない。


面倒臭い。


だから、戻らない。


戻れない。


切れた縁は元に戻らない。


まあ、
僕が思い込みすぎてる
可能性もあるけれど。


実は
あんまり気にされてない
可能性もある。


当事者は別として。


でも、
僕の中では
縁が切れた物だと思ってるから
その中に戻ることは
容易ではない。


そこに戻るのは
なかなか勇気がいることだ。


よくないけど、
今は、いいや。


とりあえず、
素直に後悔できてよかった。


自分の行いをバカだったと
思っている自分を
認められたから。


今回、気持ちがこじれたのは
相反する二つの気持ちがあったからだ。


僕は悪くないという気持ちと、
自分はバカなことをしたという思いの
二つがあったからだ。


片や、後悔すれば
自分が悪いとされ、
責任を負わされると思っていた。


片や、後悔することで
気持ちを癒すことができた。


そんな二律背反な思いを抱いたのが
今回の苦しみの原因だった。


でも、
今回のエクササイズを通して、
ようやく
二つの思いを癒すことができた。


しょうがなかった。


けれど、後悔してる。


おっと、
想いにもよらぬ
言葉が出てきた。


「しょうがなかった」


確かにそうだ。


そうなのだ。


しょうがなかったのだ。


あの行いをしたのは。


そのしょうがない気持ちを
友人にはわかってほしかった。


しょうがなかったね、と
言ってほしかった。


受け止めてほしかった。


非難してほしくなかった。


きつい言葉を
投げかけてほしくなかった。


でも、
きつい言葉を言われてしまった。


そうだったのか。


だから、
悲しんでいたのだね。


そうか。


わかってほしかったのだね。


そうか。


それは苦しかったな、自分。


気づいてやれなくてごめんな。




今回、後悔してみてわかった。


後悔は
一概に悪いことではない。


というか、
後悔する気持ちがあるのに、
それを出すことを許さないと
逆に精神衛生上よくない。


今回のように
二つの思いが生じた時は、
表に出せない時もあるけど、

ほとぼりが冷めたら
後悔することを、
悔やむことを許してあげると
精神的苦痛が和らぐ。


生まれた気持ちは
表現させてあげることが大事。


生まれたそばからフタをすると、
今回のように苦しみの元になる。


やっぱり、許すって大事だな。


どんな気持ちも
表に出すことを許す。


発露することを許す。


押さえつけない。


隠さない。


生まれた感情は
おぎゃぁ
と泣かせてあげる。


これが大事だな。





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