noteの奇跡、音声配信の力
音声配信(stand fm)の奇跡と水戸三高野球部の物語
こんにちは、先日とても嬉しい出来事がありました。
今年の夏、私は茨城大会の高校野球を観に行っていました。取材という形ではなく、完全に観客として、チケットを買って試合を楽しんでいたんです。
自分なりにスコアをつけたり、写真を撮ったりして楽しんでいたのですが、茨城大会では自分で撮った写真をSNSにアップするのが禁止されていたため、自分だけの記録として写真を残していました。
大会が終わった後、その思い出や感じたことをまとめてnoteに書いていきました。私の場合はフォロワーもほとんどいませんし、自己満足というか、自分のための記録という感じで書いていました。
反応も特に期待していなかったのですが、、、、、。
8月下旬、つまり大会が終わって1ヶ月以上経った頃、
思いもよらないことが起きました。
私がnoteに書いた学校の監督さんから、直々にメッセージをいただいたんです。
しかも、2つの学校の監督さんからでした。
まずは水戸三高です。
この夏、新しく野球部が創部された学校で、一期生の選手たちが初めて公式戦に挑戦したんです。私もその試合を見に行って、その時の感想などをnoteに書いていました。そうしたら、その柴田監督から「配信を聞いて涙が自然とあふれてきました」とのメッセージが届いたんです。監督自身も恩師への感謝の気持ちを改めて感じたとおっしゃっていて、なんだかこちらまで胸が熱くなりました。「また取り上げていただけるように、たくさん物語を用意しておきます」と言っていただけて、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。
さらに驚くことに、今度は水戸三高の保護者の方からもメッセージが届きました。
お子さんが一期生として、この夢物語のような野球部のスタートを支えていることへの感謝の気持ちが伝わってきました。そしてある試合で、応援席に年配の男性が駆けつけてくれて、娘さんが卒業した母校に野球部ができたことを喜んでいたというお話もありました。その方が「参考に野球部なんてありえないと思っていた」と言いながら応援してくれたというエピソードには、本当に感動しました。
さらには太田西山高校です。
この学校にはプロ注目のピッチャーがいるということで、それについて書いたところ、監督さんからも「ラジオを聞かせていただき、胸が熱くなりました」という長文のメッセージをいただきました。まさかこんなに深く心に響くとは思わなかったので、本当にびっくりしました。
こうして思い返してみると、自分がnoteに書き残したことやスタエフでの配信が、予想外に多くの方の心に届いたことが、まさに「スタエフの奇跡」だと思います。
普段は小さな配信かもしれませんが、こうして人と人とのつながりが生まれ、応援や感謝の気持ちが広がっていくことが、本当に嬉しくて仕方ありません。
この夏、私は全国の小規模野球部についても取材をしながら、その思いをまとめた記事を書きました。日本全国にどれくらいの小規模野球部があるのか、そのデータを集めるのに協力していただいた方々に感謝しています。
その記事も公開する予定ですので、よかったらぜひ読んでみてください。
今日は水戸三高、太田西山、そしてスタエフの奇跡についてお話ししました。
小さな配信でも、こうして何かを動かす力があるんだなと改めて感じています。
スタエフは地味な発信かもしれないけれど続けることに意味はあると思います。
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
これからも小規模野球部の頑張りを応援し続けていきたいと思います。