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「勉強のやりすぎ」がいけない!?

最近になって、物忘れが多くなった…。

芸能人やサッカー選手の名前が思い出せなくなったり、曲の歌詞がわからなくなったり…。

5歳の息子と話していても、私より物事を覚えている息子に驚愕することも…。

人って、忘れる生き物だと再確認する、31歳でした。

さて、勉強においてはできるだけ忘れないことが望ましいですよね。

みなさんご存知の通り、忘れないための方法が『復習』ですよね。

実は最近の研究で、すぐに復習すると勉強しすぎたことにより、忘れてしまうことが判明したのです。

「勉強しなさすぎる」ことはあっても、「勉強のしすぎ」とは聞き慣れないですよね。

「勉強のしすぎ」は、『集中学習』のことを指します。

『集中学習』とは、ある学習課題を十分に理解できたすぐ後に、同じ学習や似たような学習を続けて行うことです。

学校のドリルなどは、繰り返し学習するように作られていることが多いです。

なぜなら、『集中学習』は記憶するために有効である、と昔から言われていたからです。

しかし、最近の研究で『集中学習』には限界があることがわかりました。

長く覚えるためには、『集中学習』はよくない

間隔が一週間の場合は、集中学習の効果がはっきりと表れました。ところが3週間後にテストを行った場合、集中学習したグループと、集中学習していないグループとの間で得点差はありませんでした。つまり、長く覚えておくためには、集中学習は有効ではないことがわかりました。
「進化する勉強法」竹内龍人

集中学習したグループは、集中学習しないグループの4倍の練習問題を解いているのです。

それにも関わらず、3週間後の結果は変わらない。

たくさん勉強したからといって、必ずしも良い、というわけではないのです。

私にも思い当たる節があります。

自分が大学受験時は、集中学習をたくさんしていたな、と。

勉強したにも関わらず、時間が経つと忘れている。
「自分ってダメなんだな」と思った記憶があります。

しかし、勉強しないで覚えられるわけないですよね。

つまり、集中学習以外の復習方法をした方が良い、ということです。

復習の効果的な方法として、『分散学習』があります。

今後は、『分散学習』について書いていきます(次の投稿ではないかもしれませんが、近いうちに必ず書きますね)。

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