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IT業界で働いて感じた「ブラック」の概念

みなさん、こんにちは!松永幸大と申します!現在ITエンジニア歴1年半が経とうとしています。未経験からのエンジニアにチャレンジした自身の経験を通して、IT業界の経験が浅い人やIT業界へキャリアチェンジしたい人の後押しになればと思い投稿しています。

最近、IT業界で働いていて、「ブラックって何だろう?」と考えるようになりました。未経験業種の職種にチャレンジする時も、ブラックな会社には転職したくないと思います。私自身の前職含めた経験を通して新たに気づいたことをシェアします。


1. ブラックについて考え始めたきっかけ


私自身が仕事がうまくいかず、10~11月上旬にかけてメンタル面でやられていました。
この時に、「自分は仕事できないのか」「今働いている部署はブラックなのでは」「今後キャリアダウンするのでは」とネガティブに考えていました。

心身に限界の6歩手前まで来てしまい自社を通して配属先に相談しました。配属先の責任者は冷静に聞いてくれ、改善しますの宣言と共に私の伸び代を丁寧に話してくれました。その後、仕事のパフォーマンスは向上し私の思い込みは一蹴されました。

この経験もあり、ブラックになる要因を自分なりに考えてみました。

2. ブラックな環境を作り出す要因

ブラックを作り出す要因は様々ありますが、私自身が感じた要因は主に3つあります。

(1) 労働環境

ブラックになる要因の1つに、職場環境が挙げられます。度を過ぎた長時間労働・パワハラ・人の手が長時間かかる作業、などです。これらは時代の流れもあり改善に向けて動く職場が多いです。その一方で、まだまだ古い働き方の残る職場もあります。
特に近年は自動化が流行っており、書類管理の電子化や自動でコマンドを叩く機能などがあります。このように、業務時間を短縮し不要な残業を減らすことが求められ、労働環境の改善につながると感じています。今の職場で効率化できることがないか、考えて意見を出してみると会社の貢献にもつながります。

(2) 人間関係

これが一番の要因だと思っています。私の辛くなったエピソードも人間関係が絡んでいました。望んでいる仕事に就けたとしても、人間関係が悪いと相当なストレスがかかります。
関係が悪い→コミュニケーションがとり辛い→情報共有不足でミス→業務(残業)が増える→関係悪い・・・の悪循環にハマるとジ・エンドです。
感情的にならず理路整然と伝えることやありがとうを増やすなど、小さな良いことの積み重ねで改善されると身をもって感じました。

(3)リーダーシップ

個人的な意見です。リーダーシップが発揮されていると、部下も自信を持って働けます。その結果、個々の力・組織の力とも上がり、仕事に良い影響が出ます。一方、発揮できていないと部下を迷わせ、パフォーマンスも下がります。昇進などでリーダーになると自部署(会社)の社員の働きやすさを左右する立場になります。現在20代の私もリーダーとして取りまとめているタスクがあり、責任をひしひしと感じています。

3. ブラックに思えて実はそうでないパターンもある


今の職場がブラックなのか、判断に迷う時もあります。ブラックに思えて実はそうでないパターンを3つ紹介します。以下は全て、誰もが乗り越える壁です。

(1) 勤務期間が短く、環境に慣れていないだけ

未経験入社の場合、最初の半年~1年は知らないことだらけでストレスはかかります。IT業界では夜勤もあり、生活習慣に影響する場合もあります。余程のことがない限り、最初の2ヶ月は業務に慣れるためのステップと捉えましょう!

(2) スキル不足

スキル・経験が不足していると負担に感じることがあります。特に未経験入社時は、知らない言葉が乱発され戸惑っては調べるを繰り返していました。過去の記事にもまとめた力が大事だと気付かされました。わからないことを放置せず、自ら吸収する姿勢・報連相の徹底ができれば自ずと実務スキルも上がると実感しました。

(3) 繁忙期・急成長期

これは会社によって時期が変わります。業界上忙しい期間もあれば、会社の業績が急上昇し案件が増えている時もあります。一時的に残業が増えますが、そこを切り取ってブラックと判断するのは勿体無いです。売り上げが伸びて社員に還元される給料も増えることもあります。
これらの時期は全体的に余裕がなくなりますが、私の場合深呼吸して優しく話すのを心がけています。

4. まとめ

IT業界で働く前に「IT業界はブラックだ」「深夜まで残業するのが当たり前」など、いろいろな噂は聞きましたが、現在は働きやすさに比重を置く会社が増えています。
ただし、負荷がかかる期間はどこへ行ってもあり、ブラックが残る職場も0ではありません。あまりにもストレスがかかる時は、SOSを出すことも大事です。自分の働く環境がブラックでないか考えてみましょう!

以上が、ブラックの概念・区別についてでした!


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