ユキ先生の「大人のための授業」part52-ネット版しくじり先生「ゲーセン ミカド 高田馬場」

こんにちは、ユキです!
今日は、いよいよ禁断のテーマに踏み込んでみようと思います。

ご注意※必ずお読みください

人は失敗からしか学べません。成功では人は成長しません。
日経新聞の裏面においては、成功した(と思われている)人の自慢話連載がありますが、あれは何の役にも立ちません。
たとえば、ライト兄弟は有人飛行機を発明したことで有名ですが、その後、特許の訴訟に明け暮れてしまったことはあまり知られていません。裁判をしている間に技術はどんどん追い抜かれ、失意のうちに亡くなっていったと言われています。むしろこっちの方が人生においてよほど役に立つと思うのですが、学校ではなぜか教えません。
何が言いたいのかと言うと、自分の失敗も他人の失敗も、成長するチャンスということです。ただし、他人の失敗は自分の成長のために使うべきであり、見下したりするためだけに使うべきではありません。

今日のゲスト

ネット版しくじり先生!
本家では特別講師として、失敗した本人が登壇していますが、ネット版においては首根っこをつかんで強引に登壇いただきます。
今日の特別講師は、「ゲーセン ミカド 高田馬場」です!

正式な表記名がよくわからないので、この記事では以下「ミカド」と呼称します。
たまーにyahooニュースに「ゲーセンの代表」面ででてきます。自分のyoutubeチャンネルのコメントは高速で消せても、さすがにヤフコメのコメントは消せないようです。

ミカドの失敗とは?

登壇いただいたものの、恐らく本人たちにはしくじった覚えが一ミリもないと思いますので、何をやらかしたのかを紹介します……といいたいところですが。
いかんせんやらかしが多すぎるので、この記事では一点に絞ります。全部を知りたい人は、まとめたwikiがありますのでそちらをご覧ください。
※wikiはどこまで真実か判断しかねるため、この記事からはあえてリンクははりません
ここでは一点だけ、紹介します。「クラファンリターンしないままおかわり」です。もうこの一点だけで致命傷どころかオーバーキルです。

クラファンリターン未履行のままおかわり

新型コロナ感染症を機に、同ゲームセンターもしばらくの間休業を余儀なくされました。そこで行われたのがクラファンです。
元々海外勢からも「ミカドっていうゲーセンのために来日した」くらい認知度があり、レトロで貴重なゲームが多数あるということで、1回目のクラファンは目標金額を上回る大成功をおさめました。おさめてしまいました。
これがきっかけで歯車がくるってしまったのか、元々腐っていたのかはわかりません。

なかなか履行されないクラファン

一口にクラファンのリターンにも色々あり、グッズ系はそれなりに履行されたようです。一部そうでもないものもあったようですが、些事なのでここでは省きます。
未履行と思わるリターンで最も深刻なのは「指定配信」「指定大会」と思われます。
有志の調査によると、指定大会に関しては、62件の支援に対して21件しか消化していないと言われています(2022年5月24日現在)。
これで「ゲーセンの代表」面であり、かつ「アンチは全部サイコパス」扱いしてくるのですから、そりゃたまげます。
なんで2回目のクラファンが通ったのか謎ですが、2回目の直前に急にリターンを消化しはじめ、クラファンが始まったとたん何事もなかったかのようにやめたあたりたちが悪いです。

他にも色々あり……

正直ここで終わらせたいのですが、書かないわけにはいかないので、少しだけ触れます。
これはヤフコメにもよく書かれていますが、配信担当者が「プライドだけは高いうえに無能」というのが致命的です。ただでさえ大した特典のない貴重なメンバーのコメント削除は当たり前のように行っています。
この担当者がゲーセン界隈では貴重な女性なら「あぁ、中野と同じかぁ」となるのですが、そうでもないあたり、「この店は何をやりたいんだ?」と誰もが疑問に思っています。
自分たちは面白いと思っていても、周りからはすでに見捨てられている……この構造は、かつてのフジテレビとよく似ています。あっちもあっちで、自分たちが失敗していると自覚がないところまで似ています。

まとめ
どんなにレトロでレアなゲームを置いていても、こんな商売を続けていたら客は離れます。実際、かつての常連がどんどん離れていっています。
どんどん減っていく再生数をエクセルで管理していないのか? と思わずにはいられませんが、肝心の配信担当者さんがエクセルが苦手なようで、たぶん管理すらしていないと思います。
過去にどれだけ功績があっても、時代の変化に追いつけないうえに、自浄作用もない組織はやがて潰れる……これは昔から「ずっとそう」であり、求められる変化のスピードは猛烈と言っていいほどはやくなっています。これは、ゲーセンに限らず会社においてもほぼ同じです。
あなたの会社は大丈夫でしょうか? この一点こそが、我々が学ぶべきポイントです。それしかないのかとかいわない

このゲーセンはもう「死んでいる」

この記事は、ミカドの再興を願って作られたものではありません。なぜなら、とっくの昔に手遅れだからです。
トリアージ(災害時などの判定)においては「こいつは救助してももう助からないから、ほっといて他の人を優先して救助しよう」に分類されるでしょう。
私も眠くなってきたので、この辺で記事をしめたいと思います。

一応補足

名誉棄損は、それが事実であっても成立しますが、「公共の益になる」場合は適用されません。仮に裁判を起こしたところで自滅するだけですよ、と一応補足しておきます。


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