Day 2 Mathmatics 数学
ここ数年の習慣として、年始にやりたいことを100個書き出しています。
バケットリストの一年版のようなもの。
到底やれないことや、日々既にやってそうなことも含めて、手帳の使わないスペースに書き出します。
普段はあまり気にせずに生活するものの、暇な時に見返してみています。
やりたいことっていざやる時に案外覚えていないものです。
今年も2/3が過ぎ、リストに未消化の項目がたくさん残っているものの、一つの項目に目がつきました。
“数学をやりなおす”
小学校から算数も数学も苦手でした。
具体的に表現するなら、数や関数を言われて大小や関係性を頭の中にイメージできません。
文字情報のままインプットされ、文字情報のまま出てきてしまう始末。
1000以上の大きな数字や小数点などの小さな数字、あと数学の概念っぽいものは特に難しい。
計算結果が妥当かうっすら判断することもできないので、よく途方もない数字を算出して怒られています。
そんな状態のまま営業職になりましたが、そこまで数字に厳しい会社でもなく、先人が素晴らしい資料を残してくれているので、なんとかなっています。
それでも、数学ができたらいいなぁ…あと毎回1000以上の数字を読む時に1の位から数えるのはダサいなぁと思っていました。
アメリカで数学を学び直すメリットは、コンセプトさえわかれば計算は自分でしなくていいところ。
少し前にマーケティング基礎のオンライン講座を受講していて、統計の予備知識として二次関数、対数、集合、確率などの数学の授業がセメスターの1/3を占めていました。
計算問題の宿題や小テストもありますが、計算自体は全部電卓やWolfram Alphaというウェブサイトや、エクセル関数を使ってもよいです。
むしろ利用が推奨されているくらい。
解説も正答とそれを導く簡単な式だけが載っているだけで、途中式はありません。
思考するのは人、作業するのはコンピュータ、と役割がはっきり別れていて、潔い。
自分で計算を頑張らなくてもよいなら、少し気が楽になりました。
そのおかげか、講座が終わった後ももう少し数学と触れ合いたい欲が続いています。
今は数学の歴史的背景からアプローチする本を読んでいる途中。
相変わらず数字も概念も自分の中に落とし込まれているわけではないですが。
ただ、数学の面白さの端っこに触れ、その新鮮な感覚を手の中で弄んでいます。