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Day 37 Public service 公共サービス

こんにちは。

チップ大国アメリカでは、皆に平等に提供される公共サービスは正直満足度が高くありません。
私がアメリカで暮らす中で、できるだけ関わりを持ちたくない公共サービスが3つあります。

①ソーシャルセキュリティオフィス

日本でいうマイナンバーを発行するところです。
ソーシャルセキュリティカードがなければアメリカでは生きていけないのですが、全然予約が取れなかったり、全く融通がきかないです。
入り口のセキュリティの人がやたら怖かったり、窓口の人に英語がわからないのかとバカにされたり、アメリカに来て初めてぶち当たった移民への風当たりでした。
今ならわかる、あの人たちは誰に対してもあの態度なのだと…。

②DMV(免許センター)

オンラインで書類を提出できたり、筆記時間が受けられたりするのは素晴らしいのですが、最後の最後で視力検査、写真撮影、サインなどのためにDMVのオフィスに行く必要があります。
ここも予約がとれません。毎度仕方なく当日受付の長蛇の列に並びます。
対応窓口が20個くらいあるのに、写真撮影の機械が1-2個しかなくて大抵写真待ち。
窓口には親切な人、熱心に仕事されている人もいますが、ブチギレ気味のおばさんに当たる率が高いです。

③USPS(郵便局)


全米どこでも同じくらいサービスが悪いのが逆にすごい。
郵便局で起こりそうなほぼ全ての失態を頻繁にやらかします。
手紙の廃棄、荷物の破損、荷物を届けずに不在票をいれる、再配達依頼を無視、荷物の紛失、クレジットカードやチェックの窃盗。
これらは、私や私の身の回りの人たちが実際に経験したトラブルです。
転居先への手紙の転送サービスは有料で、結構な費用を取る割に、重要な書類ほど転送サービス対象外になっていたり、転送が遅すぎて意味がないです。
日本から荷物を送ってもらう場合はEMS(国際スピード郵便)が安くて使いやすいのですが、アメリカ国内はUSPSが配達するので、大抵荷物がスムーズに届きません。
再配達になった時の保管期間が短いので、毎度ハラハラします。

政府が提供する公共サービスが行き届かないことが、一般的なアメリカ人がなんとなく抱えている"連邦政府への不信感"に繋がっているように感じます。
もしくは、民間のサービスが交渉次第でなんでもあり状態なので、私たちが甘やかされているのかもしれません。

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