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Day 14 Fake it till you make it 実現するまでハッタリをかます

こんにちは。
ついに14日目になりました。
意外と毎日書きたいなと思うことがあり、とても幸せです。

今日のタイトルは“実現(成功)するまで、実現しているようなフリをしろ”という意味です。
実際アメリカで生まれた表現かどうかはわかりませんが、ビジネスでもプライベートでもよく聞きますし、Fake it(ハッタリをかましている様子)なシチュエーションはよく出てきます。
先日のnoteで、日本を表す際によく見かける単語を紹介しました。

もしアメリカを一言で表すなら、私はこの表現を選びます。

この表現のポジティブな側面は、初心者や挫折しそうな人に挑戦を促し、将来への希望を持たせることです。
成功するまでやれば失敗ではない、できると信じてやればやれるようになっているという、マインドから入るパターンです。
思い込みの効果は絶大です。
絶対にできるわけがないと言われ、誰に止められたとしても、自分がやると思ったらやる非常に強い向上心をタネに、成長のサイクルを自発的に作っていくことで成功する。
まさしく革新的なアメリカ像はここからきていると思います。

逆にネガティブな側面としては、やったことないことを根拠なしで出来ると言い切ったり、上手くいっていないことや不都合なことを認められないことです。
実力や現状を冷静に把握することができなくなってしまうので非常に危険です。
仕事でお客様とお話していると、上手くいっていると聞いていたのに、実は抗うつ剤を飲んでいる、セラピーに通っている、急に人が大量に退職する、会社が潰れるなんてことが当たり前のようにあります。
アメリカで働き始めてから、相手が言っていることをあまり間に受けない、リファレンス(裏どり)をすることの大切さを学びました。

アメリカで生きていると、”ポジティブでいる”ことに対する同調圧力は、日本の”謙虚でいる”ことに対するものと同等くらい強いです。
ポジティブインフレ状態と言ってもよく、日常会話においてよく言われているのは、”goodは別によくない” “likeはそんな好きじゃない”。
言われた状況やイントネーションにもよりますが、10段階の5前後でしょうか。
オーバーにポジティブな表現が求められるので、自分が感じているところとのギャップを感じて居心地悪くなってしまうこともあります。
この表現と実態の間にギャップがあることで、英語を話す時と日本語を話す時で性格が変わるのかもしれせん。
日々、演技です。

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