「叶えられそうで叶えられないこと」が最も長い付き合いになる
先日、このようなツイートを見つけた
完全に同意。
僕はもともと、小学生のときにブラッディマンデイを漫画で読み、パソコン1台で次々と問題を解決するハッカー、主人公の藤丸に憧れた。
腕力が弱く、気が強いわけでもなく、リーダーシップがあるわけでもない。そんな僕にとって、パソコンと頭脳だけで巨大な組織と戦うという手段が、現代にあることに驚いた。
なんとなく、男としては「強いもの」に憧れるはず。その憧れの対象が、僕にとっては藤丸だった。
しかし、そんなハッカーは天才中の天才中の天才。ごく一部の超天才のみがなれる世界。
そして、ハッカーの仕事は地味だ。
せいぜい日本のホワイトハッカーというのは、セキュリティの穴を埋めるだけの存在だ。
あんなにアドリブでカタカタとやるだけでカンタンに大企業のネットワークにアクセスして、たとえば通信で管理されてるエレベーターを止めるなんて、そんなことできっこない。
しかもイケメンっていうね。
また、ハッカーのあいだでも、思想というものが存在する。世のため人のため、世界の人権を守るために戦い続けるのがハッカーということがわかった。
そんなハッカーの世界を知れば知るほど、子どもの頃に感じた熱は冷めていった。
それよりも、「AIを使ったマーケティングツールソリューションを提案します」、みたいな、おしゃれにパッケージングされたツールを作って稼ぐほうがよほど手っ取り早い。
でも、今回のツイートをみて「叶えられそうで叶えられないこと」を、もう少し追ってみてもいいのかもしれないと思った。
今後、セキュリティ対策はAIが行うようになって、まず間違いなくエンジニアの仕事は減っていくだろう。
なかなかほとんどのエンジニアは認めないけど、どう考えてもGPTが書くコードのほうがキレイである。人間が書くよりよほど良い。
もっと言えば、100人のエンジニアvs1人の優秀なエンジニアだったら、1人のほうが強い。
ITの世界とはそういうものだ。1人が100人を殲滅することが容易に起こり得る。
だから、エンジニアとしてのキャリアを高めることや、競争プログラミングのような世界に時間を使うのは、僕にとってはもったいないことだと思う。
これからは、コードの技術というより、企画力がモノを言う時代になる。
おもしろそうなサービスを作れるか?それを広められるか?
技術的な優位性を作るのが難しくなるぶん、コンセプトや企画力といった文系的な能力が求められると思う。
慣れない文章なので話がまとまらないのですが、ようするにやってみたいことをやってみようという話でした。
藤丸みたいに、パソコンをカタカタ触るだけで社会に強い影響を与えるような、そんなことが「叶えられそうで叶えられないこと」なんだと思う。
方法は、ハッカーでも、AIいじってるでも、noteみたいなメディアでもなんでもいい。
周りからみたら、パソコンをカタカタしているだけだ。
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