偉い先生との対話

1.とってもえらいD先生の場合

友人のA氏:(私がD先生のところで打合せをしていると知っているA氏が急用でD先生の研究室に電話)

A氏:D先生のおへやでしょうか。

D先生:はい。

A氏:田窪さんいますか。

D先生:はい。

A氏:(え、「はい」でしまいかい。どうしよう、機嫌が悪いのかなあ)。あの、その、この、呼んでいただけますか。

D先生:田窪さん、誰かから電話です。

2.おなじくらいえらいK先生の場合

事務から電話:田窪先生、K先生から国際電話がありました。折り返し、かけてほしいそうです。学部長室に来てください。(当時は、自分の部屋では国際電話はかけられなかった。)

田窪:(急いで学部長室にいって国際電話をK先生にかける)もしもし、K先生ですか。

K先生:はい、Kです。

田窪:(沈黙)

K先生:(沈黙)

田窪:(K先生から電話してきたので、K先生から話すと思っている)。

K先生:(沈黙)

田窪:(仕方ない)電話くださったそうですが。

K先生:(しばしの沈黙)はい。

田窪:(ご用件はなんでしょうかなんて聞かんぞ。そっちが言わんかい)。

しばし、沈黙勝負。

K先生:電話したのは、先日いただいたご提案の件なんですがね、いちどそっちにお伺いできたらっておもってるんだけど。どうでしょう。

田窪:(勝った。)あ、ありがとうございます。ぜひ、お願いします。講演をおねがいしてもいいですか。

K先生:ありがとう。お願いします。

3.感想

こうやって書いてみるとみんな変な人やなあ。S先生にこの話をしたら、「君ら二人の様子が目に浮かぶ。あはは。」でした。ちなみに、私はもうすこしましになってます。