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こんな仕事しています/承ります


[2020.4.23 更新]

こんにちは。「まちを編集する出版社」千十一編集室の影山です。「異なるコミュニティをつなぐ」をミッションに、出版・ウェブ制作・冊子編集から、地域プロジェクトの企画立案・ディレクションまで行っています。普段の「本づくりからプロジェクトづくりまで」の仕事内容を簡単に紹介します。

千十一編集室のミッション

HPにも書いていますが、弊社のミッションは「異なるコミュニティをつなぐ」です。

多様な市民がともに暮らす現代社会は、世代、階級、関心など、異なる属性を持ったコミュニティの分断や固定化によって様々な課題を抱えています。出版やメディアの仕事はこれまで、こうした”普段触れ合うことのない異なる立場にある人々”をつなぐ役割を担っていました。
しかし昨今、インターネットやSNSの登場によって、メディアや出版をめぐる状況は大きく変わりつつあります。そんな時代に千十一編集室は、“異なるコミュニティ”をつなぐメディアと編集のスキルを生かし、地域の魅力を発信するメディアの開発・運用から、潜在的なニーズや顧客を掘り起こし、社会貢献を目指す企業や地域団体のブランディングおよびコンサルティング、そして10年後、20年後の地域社会の持続的発展を担う人材育成まで、幅広い事業を展開していきます。

その①ーー出版・編集の仕事

業務内容について。いわゆる一般的な”編集”の仕事をしています。紙媒体の編集業務、ウェブサイト制作(コーポレートサイトからLPまで)など。また、会社設立時よりISBNコードを取得し、出版社としても活動をスタートしました。

もちろん、クライアント様のご要望に合わせて冊子やウェブを制作・納品することもするのですが、もともと出版畑にいたこともあり、出版社としての役割を求められることもあります。

CASE①ーー事業やイベントの報告書を作る予定なんだけれど、せっかくならば不特定多数の人に届くモノを作りたい>>>弊社から刊行し全国の書店・ネット書店で販売することができます。

CASE②ーーこんど始めるプロジェクトで、記録や出版も考えているので出版パートナーを探している>>>弊社だけでなく他社(出版社)への持ち込みからご協力して出版に漕ぎ着けることもします。

その②ーープロジェクトづくりの仕事

全国各地でローカルメディアをつくるワークショップ、市民発のローカルプロジェクトをつくるワークショップを仕掛けています。情報発信やブランディングを検討する自治体やNPO、地域に根ざす企業と協働して開催しています。過去に開催したワークショップは「LOCAL MEME Projects」というサイトにアーカイブしつつ、そこで生まれたグループや活動については、事業年度以降もなるべくフォローしています。10年後、20年後も広く長く、コミュニティ、価値観を根付かせていくことが必要だと考えているからです。

他にもローカルメディアに関する展覧会の企画・運営、LOCAL MEME Projectsに関連するイベントの企画・運営など幅広く行っています。本づくりからプロジェクトづくりまでトータルに”編集”します。

また弊社では、一方通行のメディアから双方向型のメディアづくりを提唱・提案しているため、企画制作するウェブマガジン「EDIT LOCAL」については、単にオウンドメディアの運用にとどまらず、EDIT LOCALから生まれたつながりを生かした事業として、オンラインコミュニティ「EDIT LOCAL LABORATORY」を運営しています。会員どうしで仕事やプロジェクトを融通しあう場としても機能しつつあります。

その③ーー取材・執筆の仕事

ローカルメディア、コミュニティ、公共空間活用に関する著書や連載など執筆活動も行っています。代表的な著作は『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)です。

公共空間活用に関しては編著『あたらしい「路上」のつくり方』(DU BOOKS)があります。

連載としては「コミュニティメディアのつくりかた」(ダイヤモンド・オンライン)が進行中です。

コロナウィルス感染症の広がりにより、具体的に地域で対面でプロジェクトを進めていくことが難しくなりました。遠隔でも(自宅待機状態でも)できる執筆の仕事について、SNSなどからでもお気軽にご依頼いただけましたら嬉しいです。以下、Facebookページ。メールは info(アット)sen-to-ichi.com まで。

その④ーーリサーチ・コンサルティングの仕事

一方通行のメディアから、双方向型のコミュニティメディアへ。弊社では、既存の情報発信、ブランディングに関わる施策ではとりこぼしてしまう、地域住民のシビックプライドを醸成したり、これまで存在しなかった地域のクリエイティブコミュニティを生み出す方法についてご提案しています。例えば南房総市では「人に会いにいくスタンプラリー」を作りました。

クライアント様の事情に合わせてリサーチに入ったり、定期的にヒアリングを行い事業プランを提案したりなどのコンサルティング業務も行っています。以下、会社案内より。

自治体や企業の情報発信の多くは、単年度の利益を目安に組み立てられていることが多いと感じています。しかし、目先の数字を追いかけるだけで本当にいいのでしょうか。周りがやっているから、大手代理店に頼めば安心、といったように、地域や企業の未来を「考えること」そのものを外部の業者に外注している傾向はありませんか。

いまだ出会ったことのない”異なるコミュニティ”に属す「未来の顧客」に対し、自らのほんとうの「価値」を届けるのは難しい。だからこそ、豊富な編集経験のある弊社が「まち」や「企業」の「価値」をともに掘り下げる文字通りの「編集役」に徹します。ぜひ 10 年後、20 年後の未来をともに考えていくパートナーとして選んでいただけましたら幸いです。

メールやSlackなどインターネットサービスを駆使して効率よく仕事をしていく都市に対して、やはり地方は人と人との対面でのコミュニケーションによる「信頼」が仕事をしていくうえでは不可欠だと感じています。

コロナウィルス感染症の広がりがこうしたコミュニケーション格差の問題にどのような影響をもたらすのか、まだ結論を出すのは難しい状況ですが、少なくとも「インターネットやメディアが存在しない社会はありえない」のは変わらないため、これからの地域やメディアについて一緒に考えていただける方からのご相談をお待ちしております。お気軽にメールにてお問い合わせください。メールは info(アット)sen-to-ichi.com まで。


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