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【葬送のフリーレン】ep1~4を同時視聴!!!Frieren :Beyond Journey's End watching party【天音かなた/ホロライブ】の感想・考察

【まえがき】

気になっていたものの、かなたんと一緒に初見で同時視聴しようと思って観ないでいたフリーレンを同時視聴出来て楽しかったよ!
いやー面白かったね!
今後のストーリーも凄く気になるよ
感想とか考察とかまとめてみたけど相変わらず滅茶苦茶長いので閲覧注意です

【本文】

【1話から4話までをまとめた感想】

1話から4話まで観た感じ、人と人との繋がりとか、人の人生の儚さや美しさ、限られた人生の時間を大切に生きることなんかが大きなテーマとして扱われているように感じたよ

美しい映像、壮大な音楽がとても素敵だったね

エルフが精神的に成長していく物語ってところが新鮮だなと思った

これまで"人間とエルフの寿命、時間感覚の違いによるすれ違い"の物語はいくつも読んだり見たりしてきたけど、大抵の場合はエルフの価値観は不変で、"長い時間を生きる間に寿命の短い人間との付き合い方は学んでいて既に心得ている"ような作品が多かったから、1,000年以上の永い時を生きながらも10年間の旅とその後の仲間たちとの別れによって価値観が変わっていくという展開は初めての体験で新鮮だったな

心の成長を描く物語は、多くの場合で少年少女という幼い者を対象としていると思うから1,000歳以上のエルフを対象として描くという点も新鮮で驚いたな

フリーレンは1,000年以上生きてきたのに10年の旅とヒンメルやハイターとの別れでこんなに大きく変わったの凄いよね
勇者達と出会う前の人生についても詳しく知ってみたい

この物語のそれぞれの話にしっかりテーマが感じられるところ好き

ここからは各話について書いてみた
ちなみに下は各話タイトルが表示されるところで前半、後半と分けて書いているよ

【1話の感想】

[前半]
まさか1話で70年以上経過するとはビックリしたよ
同時視聴中は勘違いしてたけど、50年後のエーラ流星からヒンメルが亡くなった時までの期間が出てなかったから具体的に魔王討伐から何年後なのかはわからないんだね
"勇者ヒンメルの死から〇〇年後"って表示が度々出てくるけど、これはヒンメルが亡くなった時に、ヒンメルとの別れを経験した時にフリーレンの価値観が変わって、現在のフリーレンに生まれ変わって、新しいフリーレンとしての旅が始まったことを意味しているのかなと思ったよ

かなたんぼろ泣きしてたね
感受性が高くてとても素敵だね
そういうところも好き

フリーレンがミミックに食べられてるところ可愛いねw

「50年後もっと綺麗に見える場所でみんなでエーラ流星を見よう」
という約束は、長命なフリーレンにとっては何気ない、それほど重い約束ではなかっただろうけど他の仲間たちの、特に短命な人間であるヒンメルやハイターにとっては"長生きして50年は絶対に生きなきゃ"と決意させるものだったと思うし、魔王討伐という大きな目標を達成し、この後それぞれの人生に別れていく彼らにとって50年後までこの絆が続くことを約束するような重要なものだっただろうね

同時視聴中は"1週間も歩きの旅は老人には辛いだろうし馬車とか使わないのか?"って思ったけど、改めて見返してみると50年も楽しみにしていた旅だからこそ1歩ずつ噛みしめながら旅をしたかったんだろうなと思ったよ

50年後のエーラ流星が降ってくるシーン本当に綺麗だったね
流星という、一瞬の煌めきで美しく、儚く消えていくものが"短命な人間の命、人生"のモチーフとして描かれているのかなと感じたよ

ハイターの「それではお先に」って台詞が良かったな
"先に行ってヒンメルと一緒に天国で待っているよ"って意味が込められてるように感じたね

この作品での寿命は(エルフ>ドワーフ>人間)って感じの設定なのかな?
作品によってドワーフの寿命は変わりがちだから気になるね

フリーレンの泣き顔で可愛いって感想が出てくるのだいぶかなたんの癖出てるよね

[後半]
フリーレンに「死ぬのは怖くないんじゃなかったの?」と問われた時のハイターの「理由はふたつあります。ひとつはあなた達の手前格好をつけていたから。もうひとつは前より死ぬのが怖くなったから」という台詞は本心を言ってるんだろうなと感じたよ
本の解読を依頼する動機としては2話でわかる通りフェイクで、策の一環だったわけだけどね
この言葉自体は本音だったんだろうな

「ほんの少しでいいから時間が欲しくなったのです」って台詞はフェルンが一人前になる日までは何としてでも生きたいという願いの表れだったんだろうな

かなたんエンディングスキップされてて草
一応待機所と同時視聴開始前に注意喚起してみたんだけどまあ目に入らなかったよねw
アマプラのデフォルトが自動再生オンでEDスキップなのやめてほしいよなぁ

【2話の感想】

[前半]
ハイターが倒れたことを報告した時のフェルンの「いずれではダメなのです!」って台詞良かったね
1話でヒンメルとの別れを経験したフリーレンには特に響いたと思う

ハイターの「死への恐怖は計り知れないものです」って台詞も良かった
フリーレンに本の解読をお願いしたのはフェルンのためだったけど、仲間たちの前では格好つけていたけど、やはり恐怖は感じていたんだなって
そしてその恐怖はおそらく自分自身が消えてしまう恐怖ではなく、
ハイターの言った「私がこのまま死んだら彼から学んだ勇気や意思や友情や大切な思い出までこの世から無くなってしまう」という恐怖なんだろうね

そしてハイターの「勇者ヒンメルならそうしました」という言葉と共に、"彼から学んだものを人生に活かしていくという思想"がフリーレンへ受け継がれていったのも良かった

きっとハイターは最期にフリーレンに会えたことで"勇者ヒンメルから学んだものがフリーレンの中に生き続ける"ことを感じて、もっていた恐怖がなくなり、幸せな最期が迎えられたんじゃないかなって思う

ハイターが「今夜にはここをたって下さい」と言った時のフリーレンの「お前が死ぬまでにやるべきことは、あの子にしっかりと別れを告げてなるべくたくさんの思い出を作ってやることだ」と答えたところも素敵だった
エルフであるフリーレンは常に残される側であるからこその実感の籠った重みのある言葉だよね

[後半]
この後半の物語では"魔法に、あるいは人生に無駄なことは無い。全ては繋がっている"ってメッセージを伝えたいのかなって感じたよ
無駄に思えた魔法にも活かせる機会はあったり、偶然出会って森に逃がしたシードラットが蒼月草の発見に繋がったりね
フリーレンの気の長さ、視野の広さは長命なエルフらしい感じだよね

フェルンに「ヒンメル様のためですか?」と問われてフリーレンが「きっと自分のためだ」って答えたところも好きだな
自分は"何かをしたいと思った時の主体はあくまでも自分自身にある"と思ってて
"他人のため"というある意味自分自身の思いから目を反らす行為をしないフリーレンの姿勢が自分の価値観と一致しましたね

ちょいちょい挟まるよぼよぼなフリーレン好きw
女の子の二人旅いいよね~

フリーレンが積極的に魔法を集めている理由が「私の集めた魔法を褒めてくれた馬鹿がいた」からというのも良いよね
人が変わる理由というのは案外些細なことだったりするよね
そして他人にとっては下らない理由でも本人にとっては大きな意味を持った出来事だったりするんだよね

そしてフリーレンに「でも魔法を選んだ」って言われてフェルンがハイターとの過去を思い出すシーンが素敵だったな
言葉では語られなかったけど、フェルンが魔法を好きになった理由、魔法を選んだ理由もきっとフリーレンと同じようにハイターに"魔法を褒めて貰ったから"なんだろうね

埋めた場所を忘れちゃうシードラット好きw
おばかな生き物って可愛いよねw

蒼月草を見つけるシーン本当に綺麗だったな

かなたん的にはヒンメルとフリーレンは"両片思い"だと感じたみたいだね
自分はヒンメルはフリーレンに惚れていたけどフリーレンはヒンメルに仲間としては大切だけど恋愛感情は無かったように感じたかな
ヒンメルは1話で亡くなる直前も独身っぽく見えたし、フリーレンに恋をしていたような感じがしたよね
仮にフリーレンが恋愛感情を持っていたのだとしたら、エルフ的時間感覚があったとしても50年も全く連絡も取らず放っておくことはないんじゃないかなぁと、自分は思ったね
でもその辺は人それぞれ感じ方は違うもので、正解とかないからね
意見が違っていいと思う

キムワイプで涙を拭くなw

【3話の感想】

[前半]
この前半の物語では"何かを知ろうとすることはその何かがその人にとって特別で、大切なものである"ことがメッセージになっているのかなと思ったよ

「今日の気分は」「メルクーアプリンですよね」っていう日常の何気ない会話の中から勇者達との冒険の思い出が蘇るの素敵だね
仲間たちのことを何も知らなかったフリーレンがアイゼンが酸っぱいブドウが好きなことを知って、覚えていてブドウを酸っぱくする呪文を覚えたというのもとても素敵だったし
フェルンが言った「あなたが私を知ろうとしてくれたことがたまらなく嬉しいのです」とか
「それ(勇者達との冒険の痕跡を辿ること)はフリーレン様にとって大切なことなのでございますね」に対するフリーレンの「わからない。だから知ろうと思っている」というのも素敵だったな

ぷっくり膨れてるフェルン可愛かったね
フェルンがここで16歳ということはこの話が勇者ヒンメルの死から27年後だったから、フェルンは勇者ヒンメルが亡くなってから11年後に生まれたってことかな

OPP石やめなーw

[後半]
人類の努力の積み重ねの大きさを感じる話だったね

新しく生み出されたオンリーワンの存在が、時間と共に一般化されていくってのはよくあることだよね
創作でもよくあることで、例えばダークソウルという強烈に面白い新しいゲームが生み出されて人気になったことでソウルライクと呼ばれる似たようなタイプのゲームが次々に生み出されたりね

かなたんゾルトラークの話を聞いてすぐに「こっちも学ばなきゃ」って言ってて鋭かったね

麦わら帽子でアイゼンの帽子って言ってるの面白すぎるだろww
この同時視聴の中で一番笑ったかもしれんw

【4話の感想】

[前半]
介護されてるおばあちゃんみたいなフリーレン可愛いw

日の出について聞かれた時のフリーレンの「正直興味はないよ。だから見て確かめるんだ」って台詞好きだな
ヒンメルの「いいや楽しめるね。君はそういうやつだからだ」という言葉を信じているからこその台詞だよね

フリーレンの「私1人じゃこの日の出は見られなかったな」っても台詞良いよね
"大切な人と一緒に見るからより素晴らしいものになる"って素敵なことだよね
この同時視聴も同じだと思う

[後半]
ハイターの"天国が実在するかどうかはどっちでもいい、でも存在していたほうが都合が良いからあるべきものだと思う"っていう考え方好きだなぁ
リアリストでありながら前向きで

ハイターとアイゼンが文通してるのてぇてぇで好きw
アイゼンの寝相悪すぎて草
ハイターもアイゼンも仲間想いで素敵だね 

1,000年前からフリーレンの行動を読んでいたフランメ凄すぎる
いや、フリーレンが1,000年の間ほどんど変わらなかったからということかな?
1,000年前からフリーレンは"いつか後悔して人間を知りたいと思う日が来そう"だったけどそのきっかけが訪れるまでに1,000年も経ってしまったという感じだろうか

フリーレンがフェルンにひざまくらされるてぇてぇシーンで拝むかなたんw
気持ちはわかる!

エンデは終わり、最後、結末、最期、死、終焉を意味する言葉だよね
勇者パーティーの冒険が終わった場所であり、フリーレンの新しい冒険が終わる場所でもあり、亡くなった人たちと出会える天国のような場所なのだとしたら命の終わりにたどり着く場所でもあるわけだからとても素敵なネーミングだよね

フリーレンがフェルンを弟子にしたのはハイターに頼まれたことがきっかけだったかもしれないけど、きっかけはきっかけでしかなくて、今は大切な人だよね

勇者達と歩んだ10年間の冒険の旅路を改めて振り返りながら旅をするっていうのが素敵な設定だよね

4話最後のフリーレンの「そうだね。たった10年の冒険だよ」という台詞は、1話で魔王を討伐して帰還した時の祭りで言っていた「たった10年」とは大きく意味合いが変わってるように感じたね
1話の時は"1,000年以上生きてきた私にとっては10年は短い時間だ"という意味でしかなかったと思うけど、4話での時は"10年しか一緒に冒険出来なかった大切な時間"であり、"これからの冒険も短い時間だけどだからこそ大切にしたい"という意味が込められていると思ったよ

【最後に】

かなたんと一緒に色々な作品を同時視聴するの本当に好き
今回も楽しい時間が過ごせたよ
いつもありがとう!
次回の同時視聴も楽しみだ

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