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今から遊ぶをもっと気軽に!「Circle」リリースまでの道のりと新時代のコミュニケーション
こんにちは。aisaac株式会社、Circle事業部でPMをやっています金子です。
この度、僕たちのチームが開発している「今から遊ぶをもっと気軽に」がコンセプトのSNSアプリ「Circle」がついにリリース日を迎えました。
この大事な節目を機に、これまでのリリースまでの道のりや、自分のアプリにかける想いなどをここに記そうと思います。
Circleとは
Circleとは、「今から遊ぶをもっと気軽に」をコンセプトとした新型SNSアプリです。
CircleのParty Time機能を使えば、面倒な連絡をいろんな人と取る必要がなく、マップUIから近くにいる友達を一括で「今から遊ぼうよ!」と誘うことができます。
これにより、突発的な遊びや友達の友達との新しい出会いをよりカジュアルに楽しむことができるようになりました!
「Party Time」機能
![](https://assets.st-note.com/img/1717737134680-yOiTrWxegB.png?width=1200)
STEP1:誘いたい友達を選択
Partyに誘いたい友達をリストの中から選択。近くにいる友達は自動でチェックが入っているので、そのまま誘ってもよし、会の趣向に合わせてメンバーを選んでもよし!
STEP2:どんなPartyにする?
Partyの内容がわかりやすいようなタイトル、集合場所を設定しましょう!何も設定しなくてもPartyは始められます。
STEP3:Party Timeマークで合流場所をわかりやすく!
マップUI上でParty Timeマークをピン刺して、合流場所を設定しましょう。
STEP4:Party Timeスタート!
ここまで設定すれば準備完了!友達にはPush通知が飛んでいるので、参加連絡を待って今日だけのPartyを始めましょう。
CircleというProjectが動き出すまで
僕はaisaac株式会社には大学時代からインターン生としてお世話になっていて、そのまま新卒で入社しているんですよね。
インターン時代からaisaacは自己資本で、自社サービスのみを扱うことに拘っていて。
自分もそんな環境の中でいくつかの事業に関わらせていただいたんですが、昨年の夏からここのCircleという事業にPMとして携わることになりました。
そもそも僕、かつて大流行を巻き起こし、現在ではサービス終了してしまった位置情報アプリ「Zenly」のヘビーユーザーだったんです。
その場の気分で友達を遊びに誘うことが多い僕にとって、Zenlyはまさに革新的なアプリ。世の中では「監視アプリだ!自由が奪われる!」なんて声もありましたが、使っている身としては
「今から急に遊びたくなったけど、友達が今どこにいるかわかるだけで誘いやすさのハードル全然違うな」
と思っていましたし、何より強烈なエピソードトークもありまして。
以前居酒屋で友達とお酒を飲んでいた際、一旦全員分のお会計をしようと携帯を机の上に置いて席を立ったところ、戻ってきた時にはその携帯が完全に無くなっていたんですね(笑)
探せど探せど見つからず焦っていると、友達がZenlyで僕の携帯の位置を確認してくれて、「ここから車で数分くらい行ったところを徒歩のスピードで歩いてるよ!!」って。
訳わからないですよね(笑)そこからその友達とその位置情報を頼りにタクシーを捕まえ、その人を追いかけてまさかの見つけちゃったんですよ。
もう一目散にタクシーを降りてその相手に問いただし、見事携帯を取り返したというアドベンチャー体験をしました。
その時はお酒も飲んでたのでみんなで円陣組みながら「よっしゃーー!!」って言い合ってたんですけど、普通に考えて窃盗なので警察に行けという話なんですよね(笑)いらない青春の1ページでしたね(笑)
この経験から、位置情報共有アプリという存在にただならぬ関心を持っていまして。そういった類のアプリの重要性と、その潜在力を身をもって実感しましたからね。
そんなところにちょうど会社内で「位置情報を使った新しい形のSNSアプリの事業を始めようと思うんだけど、金子くん興味ある?」とお声をいただいて。
そんな奇跡ある!?それはもうやります!!ということで、このサービスに関わらせていただくことになりました。
Circleが目指す世界線
さあCircle走り出すぞということになりましたが、そのころはZenlyがサービス終了した後で、まさに位置情報共有アプリの戦国時代。
ここで没個性なアプリを作っても後発として絶対に埋もれてしまうと考え、チームで「なぜZenlyはあれほど流行ったのか」をずっと議論していました。
そこでチームで出した結論が、「友達と位置情報交換していて一番楽しい時間って、位置を見て遊びに誘って、それが成約した時じゃないか。だったらその体験を一番にフォーカスしたアプリにしていくべきじゃないか」ということです。
そうした議論を経て、Circleの代名詞と言える「友達と今から遊ぶ」ことに特化した機能「Party Time」が完成しました。
「Party Time」という名前はポップで少しチャラい雰囲気がありますが、実際には
「今から遊びたいけど誰を誘えばいいのか」
「今友達と飲んでいて誰か呼びたいけど、近くにいい感じの人いないかな」
という「人を誘う側」の悩みを解決する一方で、
「今日空いてる?と誘われたけど、実際に何をするのか、誰がいるのかで行きたい気持ちが変わる」
「でもそんなことをいちいち言うのはなんか憚られる」
という「人から誘われる側」の課題も同時に解決しているんです。
誘われたユーザーは、どの場所で、どんな人がいる会に誘われているのかが一目でわかります。
参加・不参加をボタンで簡単に表明できるので、行けない時やなんとなく気分が乗らない時に、断りの連絡を入れるために色々言葉を考える必要もない。
僕は、Party Timeがユーザーにとって非常に便利で楽しく、そして今までのコミュニケーションの課題を解決する機能になると確信しています。
この機能があれば、仲の良い友達や、友達の友達との突発的に生まれる最高に楽しい瞬間をアシストするだけでなく、マイナスに行きがちな友達同士のコミュニケーションをうまく緩和してくれるんだと。
「仲の良い友達だけど、しょっちゅう会うのは疲れちゃうな。」
「予定はないんだけど、自分時間を過ごす予定はあるんだよな」
「予定が既にあるからしょうがないんだけど、毎回毎回断るの申し訳ないな」
こんな友達想い故に、友達の気持ちを考え過ぎてしまう優しい方にほど、この機能は使ってほしいなと思っています。
一見誘いを断りやすい機能というと「楽しい瞬間にフォーカスする」といった当初の方針とずれていそうにも思えますが、僕はそうではないと思っています。
安心した、心地よい関係性の上に良い人間関係というものは成り立っていると自分は考えます。
現代人は気を遣いすぎてる、昔はもっと言いたいことは全て言っていた、というような風潮もありますが、それで良いじゃないかと思うんです。
それって友達のことを大事に思ってるからしてることであって、その伝え方が今と昔で変わっただけで根底は一緒なんじゃないかと。
それでも、気を遣って疲れてしまうことは実際にあることだと思うので、そういう部分もこの機能が広まっていくことで少し和らでいけばいいな、なんて密かに思っています。
最後に
Circleの開発には、多くの人々の努力と情熱が詰まっています。
特にエンジニア・デザインチームには本当に心から感謝しています。
位置情報をリアルタイムで”共有”する技術というのがすごく難しく...
それだけでなく、エンジニア陣もデザイナー陣もプロダクトの成長を
彼らの努力があってこそ、僕たちのチームはこの素晴らしいアプリをリリースすることができました。今後もユーザーの皆さんからのフィードバックを元に、さらに使いやすく、楽しい機能を追加していく予定です。
何度もお話していますが、僕たちは位置情報共有の面白さは、突発的で予期していなかった楽しい瞬間を味わうことができるのが醍醐味だと思っています。
僕たちはCircleが皆さんの生活をより楽しく、より豊かにすることを目指しています。ぜひ、Circleをダウンロードして、その楽しさを体験してください。今後もよろしくお願いします。