現実逃避、したっていいじゃない。

最近コロナ鬱によって余計に「消えたい」という気持ちが強まってきた。

会社は安定してるし、仕事が嫌な訳じゃない。「将来」「友人関係」「姉」

この3つが私を毎日毎日、苦しめている。 目を覚ませばすぐに頭をグルグルして、こんな世の中になる前より明らかに重くなっている。

今までそういった時の対処法は、「死のうと思えばいつでも死ねる」と思い込んで、自分を解放することだった。「今めちゃくちゃしんどいけど、このまま死ねば、これまでの後悔とかこれからの不安とか、全部全部無かったことになる」

実際このやり方は一瞬でも凄く自分を楽にしてくれて、自分にとっては精神安定剤のような、呪文のような、そんな感じのものだった。

それが何ヶ月か前、何が原因だったか、とりあえず深夜、また酷く鬱々として寝れなかった時があった。

その時も同様に死ぬことを考えていたのだが、ふと、のめり込んでしまった。

実際に死ぬ自分。 首を吊るだとか薬を大量に飲むだとか、入水とか凍死とか、練炭とか山奥で餓死とか。(後半につれてマジで現実味ない)

深くその先を考えた時、どれも自分には出来ないと、改めて思い知らされた。 ネットで自殺未遂に終わった人のレポを見て、物凄く苦しんでいたり後遺症が残ったり。 成功しない人が沢山いるのを見て、酷く絶望した。(そりゃ成功してたら書き込みなんてないのだから当たり前)

自分にはもはやそこまでの気力や勇気や覚悟もない。 自殺を深く考えて、息が苦しくなって。 これも逃げ道ではないのだと、もう逃げられないんだと突きつけられた時、頭がぼーっとして、体と心が離れたような。何もやる気が起こらなくて、泣きたくなった。(泣いてたかは覚えてない)

この出来事以降、もっと空っぽになった。


あー、無理だな。とにかく休みたい。


その後私が見つけた対処法は、「寝ること」だった。  

単純というか当たり前だけど、寝てる間は現実逃避が出来る。 心地いいし、何も考えなくていい。起きた直後の、「あぁ、現実だ」という絶望はしんどいけれど、確実に寝てる間は逃げられるのだ。

けれどこの前仕事中に鬱々として、1人だからいいかと軽く寝てたら20分くらい寝落ちしててめちゃくちゃ焦ったのでこれは気を付けないといけない。(当たり前)


他には、

・とにかく好きな物を見たり美味いもんを食う(プチ贅沢)

・ラジオを聴きながら(人の会話を聞いていると安心する)絵を描いたり、ドライブする

・漫画を読む(その世界にのめり込める)

・ポジティブな友達(恋人無)に会う

※最後のは完全に私が歪んでしまった為、ポジティブな子でも恋人持ちだと余計に死にたくなる。恋人がいなくても楽しくしてる子といると救われる。

特別なことは何も無いけれど、死に絶望した時、とにかくこれをやるしか無かった。

まぁ結局こんなようなことを繰り返して、みんな生き延びてんだろうなと思う。

現実逃避ばかりしてても仕方ない、と母が口煩く言っていたので、今まで割と制限してたりしたけれど、周りを見てたらちょっとバカバカしく思えてきて。

現実に向き合って良かったこともあったけれど、常にそうだと苦しくなる。

どうせ向き合わないようにしてても、どこかしらから突然、ご報告やら恋人報告やら、母から姉への罵倒やら、その他諸々、制御出来ない攻撃が降り掛かってくるのなら、自分から受けに行く必要は無いんじゃないかな。

と言いつつ度々インスタを確認しては友人の惚気写真を見て死にたくなるし、好きな声優さんの既婚情報や年齢を調べては死にたくなるし、Twitterを見てれば見ず知らずの人の惚気ツイートがバズってて死にたくなるし。  自分から負の壁にぶち当たりに行く、「自傷行為」は止められそうにないが。

少しづつでも、のらりくらりと、程々に生きられる人間になりたい。

夢を見られる歳ではないけれど、まだ20代。


現実逃避したって、いいじゃない。

そうやって自分で自分を支えていこう。 


もう深夜3時になります。おやすみなさい。