【第21回配信】録音した自分の声を聴くと恥ずかしいのはなぜ?
録音あるあるですが、自分の声を聴くと恥ずかしくなりますよね。
ちょっとこの声どうなのよ!って(笑)
どうして恥ずかしい声だと思ってしまうのか?
そのハードルを越えてしまえばもっと配信が楽しくなってくると思います。
「恥ずかしい声」から「自信を持った声」が出せるようになるステップをお話します。
大前提として『声を出すことを意識する』
いい声で!はっきりとした声で配信したいと思っている人に伝えたいこと
まずは『声を出すことを意識』してみましょう。
ん、どういうこと??と思った方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、普段から声を出していると思います。
この声を出すという意識を持つことが大事で、誰かに伝えようというはっきりとした「意識」があるとより伝えたいという想いが声に乗ってくるのです。
これがなければ伝わりにくくなりますので、相手に自分の声を届ける意識を持つと良いです。
録音した自分の声を聴くと恥ずかしいのはなぜ?
配信をはじめた段階で自分の声を聞くのが恥ずかしいと思った方、いらっしゃるのではないでしょうか?
その録音した自分の声を聞いて、
「自分の声ってこんなふうに聞こえるのか…恥ずかしい><」
と思ったことはありませんか?
実は自分の声を聞くと恥ずかしい思う人がほとんどなのです!
かく言う自分も当時声優を目指そうとして、初めて自分の声を録音した時
「なんでこんなひどい声なんだろう」
と絶望すらしました。
ですが、これには理由があるのです。
どうして録音した自分の声が別人のように聞こえるのか?
録音した自分の声を聴いて、こう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「どうして録音した自分の声が別人のように聞こえるのだろうか?」
その答えは
『頭蓋骨が影響している』
ということなのです。
声帯が振動して言葉を発する際に頭蓋骨も一緒に振動することで、内耳(ないじ)の渦巻管にも伝わってきます。
これが「骨伝導」と呼ばれています。
骨伝導は空気伝導に比べて低い周波数で伝わります。
これが自分の声を再生した時に聞き慣れないと思う理由の1つです。
なので録音された自分の声こそが実際に他の人に聞こえている声なのです。
声の伝わり方が違うので、違和感があるのは当たり前なんですね。
録音した自分の声が恥ずかしくても聴いていきましょう
骨伝導や空気伝導の違いで自分の声の聴こえ方が変わってしまうのはご理解いただけたと思います。
ただ、ここで「やはり恥ずかしいので自分の声は聞きたくないです」とならずにいて欲しいのです。
自分の声がどんななのかを知るためには録音した声を聞くことが大前提です。
■自分の声を聴くと新しい発見があります。
⇒ 気付かなかった口調や声のトーン、抑揚など、普段どんなしゃべり方をしているのかがわかります。
■何度も聴いているとだんだんと慣れてきます。
⇒ この段階になっていけばレベルアップ
この慣れてくる段階までなって欲しいです。
だから積極的に録音した自分の声を聴いてみてください。
聴くことで自分の声を知ることができます。
声ってその時の気持ちがモロに出るんですよ。
その声からどのような気持ちが出ているのかも汲み取ることができるほどです。
つまり聴くことで「耳の訓練をする」ということです。
これが出来るようになると、だんだんと自分の声の出し方が変わっていきます。
自分の声を聴くことでどう変わっているのか進歩が見えるようになります。
「この前こんな声になってしまったから、今回は変えてみよう!」
「次はどういうことに気を付けて声を出していくか?」
このように自分の声に自信が持てるようになればOKです。
好きになったらさらにいいですね♪
【第21回:スタエフラジオ配信】
以下で音声を聴くことが出来ます。