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ComfyUI IPAdapter FaceID weight_typeの設定でどう変わる?

前回、insightfaceを無事インストールして、FaceIDが使えるようになりましたが、実写だと生成した画像がちょっと不自然だったりしたので、設定でどう変わるのか試してみました。


どこの設定をいじるのが最適かよく解っていませんが、とりあえず、リストがたくさんある、weight_typeの違いを検証してみます。

モデルは、SDXLのfudukiMix_v20です。


では、いってみましょう。


元画像はこれです。

fudukiMix_v20で描いた元画像


プロンプトは、

a beautiful woman wearing a mechanical suit at the end of battle

high quality, detailed, diffuse light

です。

同じ絵ばかりだと飽きるので、Seed値は固定していません。

選択したweight_typeをキャプションに書いていきます。


では1枚目から。

liner

やっぱり、「書いた顔」って感じが強いですね。



ease in

ちょっとふんわりして、より自然になった気がします。いいね。



ease out

linerに近くなりました。



ease in-out

これも同じような感じですね。



reverse in-out

顔の特徴がちょっと離れました。



weak input

特徴はよく捉えています。でもちょっと絵っぽいかな。



weak output

ふわっとして綺麗ですね。顔の特徴は弱くなりました。



weak middle

特徴を捉えつつ、ソフトな感じになっています。



strong middle

綺麗ですが、ちょっと別物になった感じです。自然でいいけどね。



style ransfer

これは、まったく別物ですね。



composition

これも元画像を感じさせませんね。



strong style transfer

元画像をデフォルメしたような印象です。



style and composition

これは別人です。



style transfer precise

これも別人です。



composition precise

いやもう、原形が無い。オチですか。



というわけで似せるなら、「ease in」、「weak middle」、「strong style transfer」あたりがいいのかな。


綺麗な感じは、「weak output」、「strong middle」あたりがいいな。


元画像によって相性もありそうです。いろいろ試してみましょう。

ではまた。


FaceIDのインストールについては前回の記事をどうぞ。


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