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🧏🏻‍♀️ 🚨アラフィフの迷走④ ドイツで学ぶフランス語

※このブログは2024年10月に書いたものです。
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

私は現在47歳のドイツ在住日本人です。ドイツ語は初級レベルB1です。とくに手に職があるわけでも、何かずば抜けた才能があるわけでもありません。
高齢出産だったので、この歳にしてやっと自分の時間が増えて「働いて自立したい!」と思い立ったものの、この国🇩🇪で自分に一体何ができるのかわからずに迷走しています。

フランス語

去年の秋頃からドイツ語を勉強し始めて、今年の6月になんとかにドイツ語B1テストに合格しました。

私のドイツ語コースのお話はコチラ👇から

このドイツ語学習期間が私には苦痛でしかありませんでした・・・。
「語学学習」って大変ではあるものの、「通じた喜び」とか「聞き取れた😆」とかキラキラした瞬間があると思っていましたが、私とドイツ語の間には一切ありませんでした。
🧏🏻‍♀️「根っからドイツ語が嫌いなんだなぁと思います。常に『もうハゲそ・・・』と思ってました。」
B1合格の知らせが届いても、開放された感じはありましたが、大して嬉しくありませんでした。

ドイツ語だけではなく、ドイツの国自体も好きじゃないので、今年夏休みに1人で日本へ帰国している間もずーっとドイツに帰るのが嫌で嫌で、嫌で!
このままドイツに住んでいたら精神的に参ってしまう、何かを変えよう!始めよう!と決めました。

そこで思いついたのが「フランス語」です。
私は20代でパリを訪れて以来ずっとパリに憧れて、東京ではフランス語を独学で(時々友達から)学んでいました。

そんな時に息子の父親と出会い、
👤「仕事の都合で英語圏に行くことになるから、フランス語の勉強はやめて英語をブラッシュアップして欲しい。」
と言われ、フランス語を諦めて英語学習に切り替えたのに・・・

たどり着いたのはなぜかドイツでした。
_| ̄|○

ドイツ生活と冷え切った夫婦関係に疲れ切っていた今年の冬、いよいよメンタルの限界を感じて、約20年ぶりにパリへ一人で行ってみたら・・・
🧏🏻‍♀️「ああ!やっぱり好きだ!フランス語を諦めたくない!」
と思ったのでした。

パリ滞在の記録はコチラ⬇️から


夏休みの一時帰国🇯🇵からドイツに戻って来るのは嫌でしたが、無理やり見方を変えると、ドイツはパリから飛行機でたった2時間弱で行けるお隣の国ではありませんか!

そんなわけで、ドイツに帰って来てからフランス語コースを探し始めました。

ドイツで学ぶフランス語

フランス語コースを探す中で、優先しなくてはいけないのは息子ボクちゃんの小学校の送り迎えでした。朝と夕方の特定の時間は必ず避けなくてはいけません。
🧏🏻‍♀️「息子の父親からは『オマエが一日中してることは息子の送り迎えだけ(金も稼がない、ほかに何もしていない無能な女)』と言われてますし、送り迎えは絶対に私がやるのです。」

そして私は現在専業主婦です。経済的に自立していないので息子の父親からフランス語コースの学費を出してもらうことになります。
できるだけ安い授業料でなくては許してもらえないでしょうし、きっとまたキツイ言葉を吐かれてしまう可能性大。
🧏🏻‍♀️「私が仕事を見つけたら、もちろん自分で払うつもりです。」

そこで私が見つけたのが市民のための学習機関であるVolkshochschule(略してVHS)のフランス語コースです。
週に1回、2時間のレッスンです。
授業料は4か月弱で90ユーロくらいでした。
(※テキストは別途各自で購入する必要があります。)

ちなみに、VHSのコースはフランス語などの言語のほかにも、カメラ、音楽など多岐にわたります。
何か趣味を始めたいけど予算を抑えたい方や、新しい街でお友達を作りたい方にもおススメです。

VHSの建物内。本当の学校みたいでしょー!

私のクラス

フランス語コースの初日、私は朝からモノすごく緊張しており、息子から、
👦🏻「ユキ大丈夫だよ。ボクもSchule(小学校)に初めて行った日は大丈夫だったでしょ?」
と言われるほどでした。笑

クラスが始まって1ヶ月が経過したので、レッスンの様子についてお話しします。
先生はとっっっても明るくてお喋りなフランス人男性。VHSの他にもフリーランスで大学などでもフランス語を教えています。
クラスメイトは、ドイツ人のご婦人3人、アメリカ人紳士1人、そして私の5人です。
私以外の皆さんは裕福で余裕のあるシニア層です。
🧏🏻‍♀️「平日の昼間にフランス語を勉強する人たちですから。正直私は場違いな感じがしました。」
皆さんのフランス語コースに参加した理由が「フランスでのバカンスをより楽しむためにフランス語をブラッシュアップしたい」だそうです。
勉強する動機が優雅でしょー。
優雅といえば、週末の出来事を過去形で話す練習をしたときにご婦人の1人が、
🧓🏻「土曜日の夜にオーケストラのコンサートに出かけました。オペラ座でトイレに入ったら、メルケル前首相とバッタリ会いました。」
なんてお話をされました。(実話です!)

そして生徒の皆さんは学生の頃にフランス語を習った方ばかりで、とてもお上手にフランス語を話されます!
ドイツ語コースでも私はクラスで1番出来の悪い生徒でしたが、コチラでも状況は同じです💦💦
5人の生徒と先生が和気あいあいとした雰囲気で授業が進んでいきます。
授業はフランス語で進められます。これは先生が生徒全員に「レッスンをフランス語で受けたいか、ドイツ語で受けたいか」聞いて、全員一致で決まりました。
とはいえ時々文法の説明をドイツ語ですることもあります。私には難しいドイツ語は理解できませんが、今レッスンで習っている内容の文法に関しては、私がすでに日本で勉強したことがほとんどなのでほぼほぼ大丈夫です。
しかも、先生が頻繁に、
👱🏻‍♂️「Yuki, ca va?(ユキ、大丈夫?)」
と聞いてくださり、わからないときだけ英語で説明をしてもらっています。🙏🏻

2時間のレッスンの真ん中で短い休憩時間があるのですが、私はアメリカ人の紳士とお喋りすることが多いです。最近は慣れてきて冗談も言えるようになりました。
🧏🏻‍♀️「私は陰キャなので慣れるのに時間がかかります💦

レッスンの後はいつもクタクタに疲れてしまいます💦聞くことに集中するからでしょうか。
グッタリです。でも、すごく楽しい!
今ベルリンでの生活の中で1番楽しい時間です。

レッスンが終わると私はボクちゃんのお迎えにダッシュするのですが、ドアを開けて飛び出す際に私が皆さんに、
🧏🏻‍♀️「Au revoir !」
と言うと、皆んな話すのをやめて、
🧓🏻「Au revoir!」
👨🏼‍🦳「Bonne soirée !」
などと返してくれるんですよ。
これに毎度ホッコリします❤️

余談ですが、日本ではお勉強するとき鉛筆で書いて、間違えたら消しゴムで消して正しく書き直すことがヨシとされますよね。
ドイツではペンを使う方が多いです。間違えたら線を引いて消して、横に正しく書き直しています。
フランス語コースでもやはり皆さんノートやテキストブックにペンで記入しています。
👨🏼‍🦳「自分がどこを間違えたのか、後で見返した時にわかるだろう?」
とのことです。
ナルホド!理にかなっているなと、私もフランス語のレッスンでペンを使い始めたのですが・・・
長年染みついた習慣を変えるのは難しく、結局間違えたところを修正テープで消して、書き直してしまうのでした。😅


最後にお願い

私のフランス語コース受講については、自分でも正しいことをしているのか?と迷いがあるのが正直なところです。
先日受講したバリスタコースも、カフェのお仕事が見つかるかどうかわかりません。

バリスタコースのお話はコチラ⬇️

『自分に収入もないくせに、息子の父親のお金を使って、フランス語なんか仕事に直接繋がるかもわからないのに!』
と、辛辣なコメントを送られたりもしました。
ごもっともなご意見です。

ただ、インスタやブログに書いている内容が私の生活の全てではありません。
そして何が正解か、何をどうすれば100%上手くいくのか、誰にもわからないことです。
私は今アラフィフで、好きになれない国に住まざるを得ず、そこでなんとか自立したくて、コンフォートゾーンを抜ける勇気を振り絞ってもがいています。
🧏🏻‍♀️「ドイツでコンフォートゾーンとか私には無いんだけど、言葉の綾です。」

もしも私のブログを読まれて不快に感じられる方は、どうか私の迷走を今後無視していただきますようお願いいたします。🙏🏻

それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki

🧏🏻‍♀️宜しければインスタもご覧ください❤️ 👇

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