見出し画像

🇯🇵DEEP京都10河井寛次郎と陶器祭

※このブログは2024年9月に書いたものです。
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

一時帰国中に滞在先の京都で書いています。
私がこの夏の京都滞在中に訪れた素敵な場所の中で、あまり観光客がいないところを備忘録をかねてボチボチ書いていくシリーズで、今回が一旦最終回です。

河井寛次郎記念館

アートに詳しいお友達から、
😎「ユキは絶対にココが好きだと思うよ!」
と勧められ「河井寛次郎記念館」に行きました。

🧏🏻‍♀️「私、河井寛次郎さんすら知らないんだけど・・・大丈夫かな?」
😎「民芸運動を始めた人たちの1人だよ!」
🧏🏻‍♀️「民芸運動ってなんだっけ・・・?」
この程度の知識しかない私でしたが、この記念館の世界観がものすごくステキで楽しめました❤
皆さんにも是非おススメしようと思います。
ちなみにコチラ👇の男性が河井寛次郎さんです。

この記念館は河井寛次郎さんの住居兼作業場だったものです。
この日は近くの通りで陶器祭が開催されていたこともあり(陶器祭については後で書きます)記念館も少し混雑していました。
海外からの観光客もチラホラいらっしゃいましたよ。

1階の住居部分は特に混雑していたので、まずは仕事場から見ることにしました。

河井寛次郎さんは陶芸家でした。
日本の陶芸の世界では師匠に弟子入りして技術を磨くことが主流でしたが、河井寛次郎さんは学校で陶芸を学んだ新しいタイプの陶芸家だったそうです。

お庭に出ると「昔の親戚の家」感が満載で、懐かしい気持ちになります。

五条坂の住宅地のど真ん中に窯を作って作業をしていらしたんですね。

すごく大きな立派な窯です。

作品の展示もありました。コチラ👇は息子が好きそうなカワイイ置物と、

色合いがとても美しい器👆です。
河井寛次郎さんは陶器のうわぐすりの研究にも力を入れておられたそうです。

また、河井寛次郎さんは陶芸だけではなく、デザインや彫刻、執筆活動もなされていました。コチラ👇は河井寛次郎さんのデザインしたグッズたちです。

冒頭で少し触れた「民芸運動」ですが、
”手仕事によって生み出された日常使いの雑器に美を見いだそうとする運動”
です。(Wikipediaより)

民衆的で郷土色のある工芸品、私がパリの美術館で見た美しい完成された作品の数々とは別の美しさですね。
🧏🏻‍♀️「うんうん、私は確かにこうゆうのも好きだ。お友達、よくわかってる!」

お客さんの少なくなったタイミングで住宅部分へ移動しました。

まるでタイムマシーンで大正・昭和時代に来たみたいです。

吹き抜けを見上げると・・・上の階もなにやら面白そう!

2階部分が気になったので、上がることに。
階段を上から見たところです。古い木の深い色合いがとても素敵です。
戦争で壊されなくて本当に良かった、と思います。

この家は河井寛次郎さんが日本各地(主に飛騨高山)の民家を参考にして昭和12年に建てられたものです。

写真に写っている照明がモヤッとしててエモいんですが、私の使った日焼け止めクリームでiPhoneのレンズが汚れていました!すいません!

コチラ👇は2階から先程私が居た1階部分を見下ろしたところです。

縁側はマストですよねー。ここ👇で河井寛次郎さんものんびりされたのでしょうか。

建物だけでも見応えありますが、陶器や書物などの展示も多くありました。
おススメです!

⚫︎河井寛次郎記念館⚫︎

京都市東山区五条坂鐘鋳街569
月曜日が休館日(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)
※夏季・冬季休暇があるようなので、ホームページでご確認ください。


五条若宮陶器祭

五条通で年に1度開催される陶器祭りに行ってきました。
場所は五条通の北側(大和大路から東大路)の歩道です。
大正時代から続く由緒ある陶器祭りですが、コロナでしばらく開催できませんでした。それが今年5年ぶりに開催されるとあって楽しみにして向かいました。

地元の方によるとコロナ前は通りの両サイドに沢山のお店が出店していたそうですが、今年は片側だけでした。コロナの間に多くのお店がオンラインでの販売に切り替えてしまったようです。

それでも私にとってはたくさんのお店とお客さんで賑わって見えました。
どの器も作者の手作りで一点もの。暖かみもあって素敵な作品ばかりでした❤️

私も日本に住んでいたら日常使いする器を購入したいところですが、スーツケースに入れてドイツまで持って帰ってのは危険過ぎるので断念しました。

案内してくれたお友達はすっかりヌマって、いくつか購入していました。
来年の開催はホームページでご確認ください。
ホームページはコチラ


平安蚤の市

陶器といえば!蚤の市、いわゆるフリマにも別の日に行ったので、ついでにご紹介します。
向かったのは観光客でいっぱいの平安神宮、
ではなく、その前の岡崎公園です。

奥に見える建物が平安神宮です。

この蚤の市、海外からの観光客は本当に数えるほどしかいませんでした。お客さんは地元の方がほとんどのようです。

敷地も広くてお店もたくさん!
食器だけではなくて、刀や家具、衣料品なども売られていて、見るだけでも楽しかったです。

朝のなるべく早い時間に行くのが「イイ買い物」のコツだそうですよー。

お値段はお手頃価格からビックリするような高価なモノまで。
私のような素人はデザインとフィーリングと予算で掘り出し物を探します。まるで宝探し😆

平安蚤の市は不定期に開催されているので、ホームページで開催日や時間を確認してお出掛けください。
販売だけではなく、骨董品や古道具などの買取りや相談の受付もされているそうですよ。
平安蚤の市のホームページはコチラ

以上でこの夏の「DEEP京都シリーズ」は終了です。😿

京都に約2週間滞在しましたが、京都がすっかり大好きになっちゃいました。ブログを読まれた京都民から、
「ユキさんは京都民じゃないのに、こんなに京都を愛してくれてありがとう!」
「京都にずっと住んでいると気づかなかった京都に気づかせてもらいました。」
「私の故郷京都を誇りに思います

などなど・・・メッセージをいただき、ものすごく感動しました。

また京都に行くことがあれば「DEEP京都シリーズ」続けますね。
と言うか、また絶対京都に行きます!🔥🔥

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki

🧏🏻‍♀️宜しければインスタもご覧ください❤️👇



いいなと思ったら応援しよう!