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Pauper Summit Cup3へ向けて【パウパー】


■ 紆余曲折(はじめに)


 ご無沙汰しております。MO上ではHeterodoxという名前でプレイしています、ゆーきと申します。
3/3付けの引退宣言はなんのその、4/30のチームパウパーに出場して優勝したり第3期の彩強決定戦に出場しては再びタイトルを獲得したり古門せいがさん主催のぱうぺあ杯には毎度顔を出したり等、何故かパウパー界ひいてはMTG全体に未練をタラタラ残しながら生きて参りました。

 かなり進路に関してのご心配の声を頂くことが多いのですが、私の進路の話が閉ざされた訳では無く、寧ろかなり好転したが故のこの参加頻度ということを前もってご説明させて頂きます。私は大丈夫です。

 そんなこんなで紆余曲折あり、今回のパウサミに参加させて頂くこととなりました。

 特筆するべきはやはり規模の大きさで、第1回のあの会議室から飛び出してとうとう大台の3桁人数が参加と、何故か私まで感動で涙がちょちょぎれる程の大規模大会になっていました。気が付けばチャンネル登録者も3000人を突破しています。これもひいてはPauperMTGの御三方の日頃の努力とそのバイタリティ、日本パウパーコミュニティにおける影響力の大きさを示唆しているものと存じます。

 そして3桁人数が参加となれば、当然ちゃんと調整してから大会に臨みたいものです——我らの出番が来ることは必然でしょう。

来い! パウパー神をちゃんと頑張る会!(以下パ頑会)

 パ頑会は第1期パウパー神決定戦を機に加糖と共に結成したグループですが、皆さんのパウパーに対するモチベーションが下がることは無く、第2期も第3期も一緒に調整する仲間たちになっていました。
第2期ではpraeさんの優勝(詳細はこちら)、48さんのTOP8入り(詳しくはこちら)を果たしましたが、第3期では私が不運により不参加、そして48さんも病欠で不参加となったことに加え、致命的なデッキ選択ミスにより大敗。その悔しさは次の大規模大会のタイトルを狙う原動力にもなっていました。
 第2期から合流したつばさ君の力や、第3期から合流した束男さんの力もあり、チームとしての総合力はまさしく日進月歩。絶え間ない鍛錬の日々が大型大会の度に積まれていき、チームとしての方向性も定まっていたように思います。

今回加糖と束男さんは運営側に回る為、私、praeさん、48さん、つばさ君、やぎさん椎葉さんの6人で調整を進めていくことに。

■ 予想されるメタゲーム


 これまでの3桁人数におけるテーブルトップの大型大会は、直近のPauper ChallengeやMO Leagueの5-0の影響を如実に受けることが立証されていました。帰納法的に考えれば、今回も同様の結果になるであろうと推察されるのは当然です。
Alessandro Morettisaidin.rakenらが集計しているメタゲーム解析を参考にしながら、予想されるメタゲームに有利なデッキを選択することがまず第一です。
ですが、最近のパウパーにおけるメタゲームの変遷は少し今までとは異なってしまっている為、今回に限り、例外的に視野に入れなければならないことがあると考えていました。

それは以下の3つ。

 ①唐突なカルニブラックの隆盛

無視できない。

元々存在していたアーキタイプではあったものの、何者かによる試行錯誤の末、《復讐する狩人》や《黒薔薇の棘》といった”紋章”クリーチャーを用いたマウンティングをベースにしたリストへと変貌。この変化がメタゲームにもたらした影響は大きく、環境から青黒テラージェスカイコントロールといったデッキを排除する結果に
 後述する赤単に対してもメインボードの工夫やサイドボードの《嵐の乗り切り》によりマッチ有利を取ることが可能になった為、非常に環境に対するポジションが優れているといえます

 唯一の懸念点はクリーチャーを主体としないコンボデッキに対しての勝率がほぼ0%であるということで、直近でリストが最適化されたアルタートロンや、何故か流行らせてしまった新デッキのポイズンストーム、一定数の使用者が頭に思い浮かぶサイクリングストームなどは着席した瞬間に敗北が決定します。事実上のマッチロス。

 しかしながら、採用されるカードパワーは随一であり、コンボデッキがメタゲーム上にどれだけ存在しているかを見極めることさえ出来れば、当日持ち込んでも大敗することはないはずです。

 ともあれ、それだけメタゲームに合致してしまうならば当日の一番人気になることも予見出来ますし、それだけ多くのミラーマッチが発生することも勿論予測可能です。それゆえ、仮にカルニブラックを持ち込むにしてもこれらの事情を鑑みた上で構築を考えなければなりませんから、構築難度が非常に高くなっていることは注意するべき点でしょう。

 ②赤単の根強い人気と強さ

相当数がいると予想。

 一言に赤単といえど、現在メタゲームに存在する主流な赤単は3つのタイプを持っています。

Ⅰ. 《レンの決意》と《無謀なる衝動》を8枚搭載した、《ケッシグの炎吹き》といったPingerを主体とするバーン
Ⅱ. Ⅰの型に強い《カルドーサの再誕》《ゴブリンの奇襲隊》を軸にしたカルドーサバーン
Ⅲ.ⅠやⅡの型に強い、《裂け目の稲妻》の採用が特徴的な純正バーン

 メタゲーム上に存在する他のデッキでこれらⅠ~Ⅲの全てに対応し切ることは難しく、ⅠやⅢの型に強いカルニブラックはⅡのカルドーサバーンに対してかなり不利な勝負を強いられてしまいます。

 圧倒的に意識されているにも関わらず高い使用率と高水準の結果を伴うのは、メタゲームの変化を読み切った結果”その日”の赤単の型が存在するという、メタデッキならざる可変性の高さにあります。

 加えて生半可な動きをした相手を一瞬で咎める爆発力、上振れた時の破壊力は環境随一。カルニブラックが青黒テラーを抹消した今、圧倒的に不利な対面が激減していることも追い風です。
青黒テラー専用サイドの側面が強かった《邪悪な熱気》が採用されていた時期があるくらいですから、乗るしかないでしょ このビッグウェーブに

 ③やけに分布する赤緑ランデス

少なからず一定数は存在すると予想。

 赤緑ランデスもまた、カルニブラックと同様に急増したアーキタイプです。
機械兵団の進軍リリース後、青白ファミリアが頭角を現したのに合わせてその対抗馬として現れた――と考えれば自然なのですが、ここまでメタゲームの中での息が長いと、対ファミリア決戦兵器としての側面だけを切り取るには考えが浅いような気がします。
 土地を切り詰めている赤単を《Thermokarst》等のランデスでマナスクリューさせて勝利することは勿論、《嵐の乗り切り》や《宝石泥棒》は赤単に対しての回答として申し分ありません。
 他メタデッキであるグリクシス親和に対しては《苛立つアルティザウルス》やサイドボードの《幻触落とし》《ゴリラのシャーマン》が有効であり、メインボードでのランデス戦略が嵌まらないにせよ、基本的には有利なマッチアップと言えます
 カルニブラックに対しても不利な戦いを強いられるということはなく、カルニブラックが《ゴルガリの腐敗農場》を採用している手前、置きづらい土地が22枚の土地の中に3~4枚存在しているというのはそれだけでランデス側のアドバンテージです。

 また、当然ですがこのゲームは土地システムを採用している以上、土地事故を起こすことは稀ではありません。強固なマナベースを持たないパウパーでは色事故も頻発しますから、相手をゲームの土俵に上げずに勝利することが出来るという唯一の強みを持っているデッキでもあります。

 余談ですが、最近はMO Leagueに参加する度に一回はランデスとマッチングするので、五穀豊穣、サステナブルな社会を祈願する私としては環境破壊に加担するこのデッキに対して激しい憎悪を抱いています。頼むから俺にファミリアを使わせてくれよ

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 さて、以上の3つは明確に意識するべきメタゲームの流れで、少なくともこの3つのどれかから選択するか、若しくはこれらを意識したデッキを握ることはほぼ確定になるだろうと考えていました。
ミーハーな日本プレイヤーのことなのでカルニとランデスは増えそうだよな

 また、環境の流れとは別で、テーブルトップでのみプレイされているステッカーストンピィ(詳しくはこちら)の存在は軽視できないものです。デッキの特性上赤系アグロや《バジリスク門》デッキに滅法強く、バーンに対しては《嵐の乗り切り》をサイドボードに備えることが出来ます。天敵だった青黒テラーが激減していることも吉報です。
 他メタデッキを引き合いに出すと比較的プレイングが容易であり、コンバット主体のゲームプランを用いることから、初心者でも扱いやすいデッキであることも考慮するべきでしょう。大型大会の門を初めてくぐるならば選択しやすいデッキであることは間違いありません。
メタゲームに存在するデッキである、と断言して問題ないはずです

■ デッキ選択


 ここまで分析的な解説をしておきながら言うのは憚られますが、最初からカルニブラックか青白ファミリアを握るつもりでした。

 というのも、第1回のPauper Summit Cupにおいて私の親友であるなおきち氏が、「大会開催記念も込めて、主催者さいとーさんの愛機、ペスト」(原文ママ)を使用して準優勝したことが発端です。

 「性格とは裏腹に、なんてエモいことをしやがる」と思っていたゆーき少年(20)は、次からは俺もPauperMTGの三人の誰かの愛機を使おうと決意していたのです。
 事実として、第2回のPauper Summit CupにおいてはOONSさんの魂であるブラッドバーンを使用していましたし、どんな悲惨な戦績を残していても、その決意が揺らぐことはありませんでした。

第3回が発表された瞬間に、私の使用デッキは二択でしかなかったのです。とはいえ私の厄介な性格上戦績は気にしてしまいますし、背負って立つ以上パ頑会の名を汚すことはしたくありません。可能であればメタゲームに沿ったデッキを握りたいものです。

 そこに都合よくカルニブラックが新進気鋭現れ、その台頭は目を見張るものでした。上記の③の影響で青白ファミリアを握る気は全く起きず、寧ろ土地破壊に負けじと次々と植物を萌芽させていくSDGsデッキ、カルニブラックを握ろうという意志が着々と強まっていきました。みんなも緑を大切にしよう!

 しかし、つばさ君と共作でリストを洗練していく事前調整の中で、League 5-0こそなけれど好成績を残し続けていたはずが、このデッキに関する様々な問題点が浮上していったのです。

■ 画竜点睛を欠く

※ここからはカルニブラックの調整録です。

 カルニブラックはかなり完成されたデッキのように思えていました。
序盤を凌ぐための数々の除去、《殺し》や《闇の旋動》といったピッチスペルによる"紋章”の保持、《血の泉》や《命取りの論争》《勢団の取り引き》によるリソースゲームの優位性。
一見するとスペルだけでなく土地でさえもゲームプランの内側として機能するこのデッキはセンセーショナルなものに映っていました。

ですが、このデッキには致命的な欠陥があることをリスト提出の数日前に気付くことになります。

 ①デッキがリ・アクションに特化しすぎている

 これは根幹に基づく大きな問題でした。序盤は除去で凌ぐことができますが、仮に相手がクリーチャーを展開して来ない場合はどうでしょう。手札に溜まり続ける除去と睨み合いながら、後々に繰り出される脅威に対して対応する為にマナを使わざるを得ず、自身の”紋章”クリーチャーを展開できずに負けてしまいます。
対グリクシス親和におけるマッチアップが上述の状況になりやすいでしょう。1体ずつクロックを展開されるならまだしも、《金属ガエル》や《マイアの処罰者》を同一ターンに複数体展開されると途端に使用可能なマナが足りなくなります。
相手の場に《血の泉》が出ている場合はより最悪な展開です。こちら側のテンポを失ってまで除去したクロック達がワラワラと蘇る様は真の意味で悪夢でしょう。
 最も恐れるべきカードは《ケンクのアーティフィサー》で、《ケンクのアーティフィサー》本人を除去して、且つ《チェイナーの布告》を唱えなければならない状況はテンポ・ロスの極致でしょう。
仮に”紋章”クリーチャーを展開した返しに《ケンクのアーティフィサー》が走られた場合は、その”紋章”を取り返すのにどれだけの労力を割かなければならないかは想像に難くないはずです。
 カルニブラック自身のWin-Conditionを作り上げる”紋章”クリーチャーを易々とプレイできないという点において、対グリクシス親和に関してはどこまでも不利寄りのマッチアップであると思いました。

 不利対面であると判明したグリクシス親和が環境上にどれだけ存在しているかは定かではありませんが、「序盤にあまりにもやることがない」、ということが明確な欠点であることは明らかです。

 その為《ギルド公認のこそ泥》や《ラノワールの幻想家》、《胆液の水源》を採用して序盤の隙を無くす構築もいくらか試しましたが、どれもカルニブラックのゲームプランに完璧に合致することはなく、現状のカードプールではこの隙を無くすことは難しいという判断に至りました。

 ②とにかく勝つまでが遅い

大問題です。
ただでさえ7回戦を予定している予選ラウンドにおいて、Win-conditionを作り上げるのに時間のかかるデッキを握るのは難しいです。私は八十岡翔太ではありません。
私は普段からアナログを限りなくデジタルに近付けるべくプレイスピードを速めていますが、プレイスピードを速くしたところで自分がプレイする脅威は60枚の中に存在する《復讐する狩人》4枚と《黒薔薇の棘》2枚のみです。極端な例ですが、デッキの底に6枚固まっていれば初手以外の47枚のドローはゲームを決着し得ないカードを引き続けていることになります。
 これは①で述べた「序盤暇すぎ問題」に共通する問題点とも言えますが、序盤でクロックを詰められないが故にゲームを決着する能力があまりにも欠けていると言えるでしょう。

では《復讐する狩人》をプレイすることに成功したとしましょう。残念なことに、パウパープレイヤーなら一度は経験したことがあるかと思いますが《復讐する狩人》は無傷の相手を倒すのに絶妙に1点足りません。

〔内訳〕
⇒ 
イニシアチブ獲得 
⇒ 【鍛冶場】で+2/+2カウンターを《復讐する狩人》に置いてアタック (残りライフ13)
⇒ 【罠だ!】で5点ダメージ (残りライフ8)
⇒  《復讐する狩人》でアタック (残りライフ”1”


 この「相手を倒しきることが難しい」問題はプレイしている私本人も自覚していました。対赤単戦において、数々の除去で相手をいなし続け《嵐の乗り切り》による回復もあった中、全く”紋章”クリーチャーを引けず相手のトップから捲られる火力のみで負けるという事が3リーグで2マッチ程あり、この問題の深刻さを如実に表していると言えるでしょう。
 かといって”紋章”たちは自身のWin-conditionを作り上げるカードですから、いくら対戦相手のゲームプランと乖離しているカードだからとサイドアウトしづらいのも玉に瑕です。6枚のカードがサイドボード後に5枚、4枚と減っていったら勝てるマッチも取りこぼしはじめてしまいます。

 つばさ君と度々言っていたのは「《熟考漂い》並みの良いクロックさえあればこのデッキは完成する」ということでしたが———パウパー界を代表するスーパーコモンの《熟考漂い》が各色に存在するはずもなく、この理想論は叶うことはありませんでした。

 また、当然挙がる疑問として《墓所のネズミ》はWin-conditionを作り上げるのではないか?というものがありますが、Win-conditionを作るというよりは寧ろLose-conditionを捲る為のカードであり、《墓所のネズミ》をプレイしてプレイヤーへのダメージで勝つ時は大体時短目的のプレイです。最適解を無視していることが往々にしてあります。

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 以上2つの理由から、カルニブラックはまだ適正な構築が完成していないと判断しました。
現状の75枚はまさしく画竜点睛を欠くような、詰めの甘い構築になっていると感じざるを得ません。

 先述した事情によりカルニブラックを握ることは自体は確定しましたが、まだリストが未完成の状態で本番に臨まざるを得ないことが判明してしまったのです。

 しかしながらカードが足りないことはもうどうすることもできないので、未完成のリストのままリストを提出。「Saito‘s Soul」という名前だけ付けて後は天命を待つのみとなりました。

内輪の話ですが、リスト提出後のDMにて、「デッキ名はどうしますか?」という返しに「Saito`s Soulでお願いします」と送信したら速攻で「👎」のリアクションが来たことを俺は忘れません


■ 当日のメタゲーム


PauperMTG公式より


ランデスがいねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!11111111111111111111111111

 少々甘く見積もりすぎていたようで、日本人のSDGsに対する意識は非常に高いものがありました。
日本の2022年度におけるSDGsの達成度ランキングは163ヶ国中19位。先進国の中では上位に位置しているものの、平均的に持続可能な社会を作り上げる為にはまずここ、貧民街の住民から意識を高めなくてはなりません。
 人類学者レヴィ=ストロースが『野生の思考』で述べたように、文明人類と未開人類の思考は決して理性の面で優劣が生じている訳ではありません。あくまでその理性の使い方——つまり思考する環境そのものが違うだけなのであって、本質としての思考プロセスが変容している訳ではないのです。

 こういった国民意識を見逃してしまったが故に、メタゲームを完全に見誤ってしまって、自身のベストデッキである青白ファミリアを駆ることができなかったのです————ごめんな加糖!

 とはいえ赤単が多いということ、カルニブラックも勢力を伸ばしているということは合致していました。当然カルニブラックへの対抗馬としてグリクシス親和も出現しますから、日本人の環境意識を外したこと以外は概ね予想通りのメタゲームとなりました。

■ パ頑会最強!

 道中の私のマッチアップは特にこれといって共有して得のあることがないので割愛しますが、パ頑会の皆がとても頑張って結果を残して下さいました。
なんと出場した6人のうち3人がトップ8に入賞しシングルエリミネーションへ!僭越ながら以下にその3名を紹介します。

 48さんは「デッキがつよーい」ということでグリクシス親和を選択してトップ8に入賞。対カルニブラック決戦兵器でありミラーでも獅子奮迅の活躍を見せる《ケンクのアーティフィサー》をメインボードから3枚搭載するという、慧眼適ったメタを看破する構築でした。

 シングルエリミネーションをフィーチャーマッチとして配信されていたpraeさんは「親和以外も握りたい」ということでボロスゲートを選択してトップ8入賞。日本パウパー選手権を想起させるボロスカラーのpraeさんは予選ラウンドをじっくり勝利し続けました。

 そして直前まで一緒にカルニブラックを調整していたつばさ君は愛機であるCaw-Gateを使用して優勝!俺を見限ってカルニブラックを切り捨てた選択が功を奏し、”無冠の帝王”がとうとうタイトルを戴冠することとなりました。本当におめでとう!!!!!!!!

 やぎさんや椎葉さんも健闘虚しく予選落ちとはなってしまったものの、パ頑会としては大きな収穫を得た調整期間となりました。
そしてなんと今回のPauper Summit Cupを期に第4期パウパー神に向けて新メンバーも加入したので、更なるパ頑会の飛躍があるかと思います!その詳細はまた後程・・・

■ おわりに

 さて、今回もパウパーをちゃんと頑張りました!
久しぶりの大型大会は会場に辿り着く道筋さえ楽しく、一日を通して最高の気分でした。
私がパウパーにのめりこむキッカケとなった古門せいがさんとご対面しプレイマットを頂くなど、感激する出来事もあり・・・大型大会という部分もありながら、オフ会という側面としても素晴らしいイベントだったこと。本当に素晴らしい環境だったと改めて今感じています。

 何よりPauperMTGの運営の皆さん、ジャッジの束男さん、ありがとうございました!多忙を極めていたと思いますが、本当にお疲れ様です!
お陰さまで楽しくプレイさせて頂きました・・・!

 そして自分はまた次回の引退試合でみなさんにお会いすることを楽しみにしております!

それではまた。

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