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自分を認めることとは?
「自分にしかできないタグをつける」
今日の話で出てきた言葉。いい表現だな、と思った。
今日の登壇者の大崎さんは、スポーツを大学で専攻していたけど、就職はスポーツとは関係ないところで働いておられる。
でも、正月には社内で、「箱根駅伝の実況」をやったりしているらしい。
これって、大崎さんのオリジナルであって、「タグ」だ。
やりたいことを仕事にしなきゃいけないとか、好きなことを仕事にした方がいいとか、いろんな説があるけど、
結局それって人それぞれで絶対違うし、こうやって活かせる場所は自分で作れるし、結果その人のマインド次第だって思った。
私は誰もが、オリジナルのものを持っていると思っている。
いわゆる「個性」だ。ヨーロッパで感じた価値観の中で一番印象的だったものだと思う。
みんな自分の意見をちゃんと持っているし、自分も認めているから、他人のことも認められる。
日本人は、褒められた時に、素直にすぐ「ありがとう」が出てくる人が少ないと思う。
照れくさかったり、恥ずかしかったり、謙遜したり、
すぐ、ありがとうが出てくることが、海外に比べて圧倒的に少ないように感じる。
これって、自分を認めてあげる力が少し足りない気がしてる。
自分を認めてあげる力にはいろんな見方があるけど、大きく分けて
「自己肯定感」と、「自分の非を自分で認める力」のこの二つかなって思う。
1、「自己肯定感」
日本は、自己肯定感が高い人が少ないような気がするのと、実は高いけど、そう思われないようにしてる人は多い気がする。
なんで隠すの!(笑)
って、個人的には思うんだけど、でも周りがそうだったら少し遠慮してしまう気持ちもわからなくはない。
だから私は、「自己肯定感の高い自分」をさらけ出すことで、周りの人が、「あ、私も認めていいんだ、素直に表現していいんだ」って少しでも思えるような環境を作り出すようにしてる。
私のパートナーは、最初は「自己肯定感皆無!」ってレベルで自分に自信がない人で、
でも私から見れば、羨ましく思うような素敵なところをたくさん持っていて、「なんでなんだろう?」って謎だった。
けど、私と付き合うようになってから、少しずつ、彼の自己肯定感が上がってきているように感じたし、彼自身も自分で感じて、そういっていた。
こうやって、輪が広がっていけば、もっと日本に素敵な人が溢れてくると思う。
いや、もうすでにたくさんいる素敵な人が、ちゃんと「活きる」ようになる、こっちの方が正しい。
自分が自己開示すると、相手も心を開いてくれるように、こういう「連鎖の作用」ってあると思うから。
大崎さんも言われていたけど、「他人は自分を写す鏡」だ。
私はこれを常に頭の中に置いている。
例えば、他人に負の感情を抱いた時って、自分にも何かしら原因があることって少なくない。
自分が笑顔でいれば、相手にも笑顔が移って、また自分もそれで笑顔になってって、
負も、幸せも、連鎖する。
だから、ふとした時、一回鏡に映った自分を客観視することが大切。
幸せも不幸せも、訪れるものではあると思うけど、その中に実は自分でコントロールしたり、作り出せる範囲も存在すると思う。
うん、ちょっと話がそれてしまった。
2、「自分で自分の非を認める力」
これは、プライドの高さに関係するものなのかなぁって思う。
私は、物心ついてから大学前半ぐらいまで、とにかく「プライドの塊」レベルでプライドが高かった。
勉強もスポーツもできたし、友達も多かったし、自分は人より優れているって、正直にそう思ってた。
だけど、インドネシアに短期留学をした時、自分が「井の中の蛙」状態だったことに気づく、という経験をした。
留学プログラムのメンバーは、中国、日本のいろんなところ、アフリカ、アメリカからきていて、一緒に授業を受けたり、インターンシップに行ったりした。
インターンシップや、授業のレポートを出したりするけど、まぁ英語ができなくて評価が低い。
今まで学校の成績だとトップの方だったのに、このメンバーの中では本当に下。
中国人のみんなはペラッペラだし、一緒に参加してる日本人も、みんな私と比べ物にならないぐらい話せる。
明日の連絡事項とか、そういう簡単なお知らせすら聞き取れなくて、終わってから聞く始末。
今まで人に、「わからないことを聞く」ということをしてこなかったから、なんかすごく変な気分だった。
でも、この経験は、私にとって本当に必要なもので、人生のターニングポイントの一つだったと思う。
この経験が、あの年でできて本当によかった。
この、自分の実体験を踏まえたうえで、
「自分を認める力」
が、本当に大切だって、個人的に思っている。
自分を認めることができれば、心から他人を認められるようになると思う。
そうすれば、みんなが「個」を認め合って、尊重できて、もっと素敵な世界になると本気で思う。
こんな世の中にしたい!