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人としての魅力を持った、素敵な大人に私もなりたい

「嘘でもいいからハッタリかまして、とりあえず受かってそこから選択する」

最初聞いた時、ん?と思った。
なぜなら、今までの登壇者の話を聞いてきて、自分なりに納得していた答えが、「ありのままの自分をさらけ出して、その上で受け入れてくれる会社が、自分にとってちゃんとマッチしている」だったから。

でも、かどまいさん(と呼びます)のそのあとの説明を聞いていると、「確かにそうだなぁ」と納得した。
で、セミナーが終わってから、意見を交換するシェア会でこのこと(=自分が共感じたこと)を話してみると、
他の学生は

「自分にはできないな」、「この人だからできたんだな」と思った

と言っていて、その人たちの意見を聞いていると、またまた納得してしまった。そしてちゃんと自分に合った、情報の取るべきところを選択できていてすごいな、と思った。


私も以前、大人の方に言われたことがあり、気にかけている言葉があって、それは

「大人の情報を全部鵜呑みにしてはいけない。20%ぐらいにしておく」

というもの。

だが、自分はここが全然まだ得意ではない ということを今日再確認できた。

補足しておくが、カドマイさんの情報が間違っていたとか、そういう問題じゃなくて、自分自身の話。
私が言いたいのは、「私なりに納得していた答えを持っていても、他の人の意見を聞くと、全部を一旦鵜呑みにしてしまう傾向がある」ということ。

カドマイさんの話を聞いて納得したのは、
「カドマイさんの中でちゃんと腹落ちしてる自分の意見を、カドマイさんが話したから」
で、そりゃ聞いたときに矛盾がないはず。

でもここで大事なのが、

話の筋が通っている ≠ 自分に落とし込んだときに腹落ちする

だなって今日思った。

 
セミナーだけ聞いて、シェア会に参加せずに抜けていたら、今日ここには気付けなかった。
シェア会があったからこそ、得られた学びだった。
この、オンラインキャリアセミナーで得る学びは、セミナーだけじゃなくてシェア会にもあった。

これから、「情報の取捨選択力」を、頑張って付けていきたいと思った。
これは、人によって、情報の必要性が違ってくるから、
「この情報は間違っている」とか、そういうことじゃない。

だから、今日の登壇者のカドマイさんは、
”いろんな見方があるだろうけど”
というのを分かった上で、自分の意見を隠さずはっきり言う姿勢が、とってもかっこよくて素敵だった。
人としての魅力をとても感じる方だった。

「人にどう思われるか」を意識しすぎて話す人と、本心で自分の意見をちゃんと話している人とでは、伝わり方、「刺さり方」が全然違う。


個人的に、「話が上手い人」と「刺さるように届けられる人」は違う気がしているのは、こういうことなのかも、って少し思ったりもした。


この後、カドマイさんにTwitterでDMを送った。

やりたいことがわからないという学生も多いと思いますが、私は抽象度がとても高い状態で、やりたいことがあります。
「自分の手で人生をデザインできる人を増やす」ことです。
ただ、このアプローチ方法がわかりません。自分なりに、教育、コーチングなど色々な面を考えてはみたのですが、働いたことがないのもあり、イメージ、想像ができません。なので、就活生ではありますが、どう言った業界で、どういう仕事だとこれが実現できそうなのかがわからず、就活が止まっています。
かどまいさんならどういうアクションをとりますか?


すると、カドマイさんが
抽象度の高い私のビジョンを分解できるように、質問をいくつか投げてくれた。

・人生をデザインしている人とはどういう人か?
・自分はなぜそういう人を増やしたいのか?
・自分の手でデザインできないとはどんな状態か?
・増やすとはどこまで増やすのか?

そして、私なりの考えをまとめてみた。


・人生をデザインしている人とはどういう人か?
>自分の考えを持ち、自分で意思決定をする人

・なぜそういう人を増やしたい?
>自分が、自分らしく生きるようになってから、人生が変わった、自身の経験から
生き方を周りから羨ましがられるように→ 私は自分らしく生きることは特別なこととは思わないけど、本当はそうありたいと思っていて、できてない人が多いのではないか?
100人いたら100通りの人生があるはず
仕事を楽しんでいる大人が少ない、この状況を変えたいから

・どこまで増やすのか?
>ゴールはない。
自分の人生をかけて、1人でも多くの人が、自分の人生に納得できるようになるまで!



回答していく中で、ここまででわかったことは、

自分が、「自分らしく生きること」を体現して、多くの人に影響を与えたい。

と思っていること。


多くの人に影響を与えるには、やはり、「たくさんの人と直接関わる」仕事がしたいと思った。
それに加えて、「自分が自分らしく働ける場所で働くこと」が絶対条件だということ。

この2つが満たせていれば、手段は今決めなくてもいいのかな、という風に思った。


そしてこのことを伝えると、カドマイさんが加えて質問を投げてくれた。

・仕事にするべきなのか?
・しなくても影響は与えられるのでは?
・自分らしさとは?

ここも考えてみるといいかもって。


私の回答としては、

・仕事にするべきなのか?
>仕事にしなくても、影響は与えられると思う。現時点でも、私の周りにいる人の反応でそう思うから。
だけど、「人生をかけて1人でも多く」というところに注目すると、
人生の大部分を占める「働く」時間も、このビジョンに関わった方が、私の生きがいとマッチするから、やはり仕事にしたい。

・自分らしさとは?
>「自分の心に素直になること」

また自分の中で整理できた。

カドマイさんから、
「中谷さんはご自身の考えがしっかりされていて、自分の中に答えはありそうな方なので、いろんな角度で質問してみると考えが整理されると思います!!」

というお言葉をいただいた。

「自分の中に答えはある」
いい言葉。コーチングの講師の方も言っていたなぁ。

本当に、周りの方に助けてもらいながら、自己分析ができていっていると思う。
私も、大人になったときに、自分がしていただいたように、困っている学生の手助けになれるような、そんな大人になりたい。

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