一つ、前に進めた。
今日のセミナー、本当に聞けてよかったって心から思う。
毎日参加していて、毎日違う学びがたくさんある。
での今日のは特に、今の私に突き刺さった。
今日の登壇者は、SPACE WALKERという、宇宙ベンチャーで働かれている服部雄也さん。
正直、今日とったメモの量が半端ないので、印象に残った言葉だらけではあるけれど、厳選するなら
「必ずしも、ゴールからの逆算が最短ではない。目の前のことをとにかく。」
「自分1人だけの動機、モチベーションだとずっとは続かない」
今日の話を聞いて、自分自身、就活を始めて、良い意味でも悪い意味でも自分に変化が起きてたんだなって思った。
私らしさである、「自分の感情に素直に動く」が最近できていなかったなぁと。
就活を始めて、答えのない問いに対して、とことん「考える」という力は明らかについた。
今まで私は感覚で生きてきたため、なんでそれをやるのか、とか、言葉で他人に伝わるように説明するのが苦手で、”考える”という行為が苦手だった。
でも就活を始めて、今まではそれでよかった、「理屈を言葉で説明するんじゃなくて実際にやってみせる」ことが、平等に与えられた面接という、限られた時間の中ではできない。「伝わる」ように話さなければ何もわかってもらえない。
だから私は、とことん考えるように変化した。
自分の根底にある、大切にしているものとか、なぜそれが大切なのかとか、今まで考えてこなかったものを。
これは、就活を始めて自分に起きた、いい変化なのは間違いない。
でも、それが最近少しいきすぎていたなと思った。
考えて考えて、煮詰まっているのにまた考えて、自分の想いとか、心の声を聞けてなかったなって思った。
自分の感情を大切にできてなかった。
今日の登壇者の服部さんも言われていたけど、今まで自分が人生において選択してやってきたことって、考えた結果、出会ったものではない。
ヒッチハイクで日本一周したのも、きっかけは秋田に住む友達に出会うため。
インドネシア留学中に出会って、いつか会いにいくね!と言っていて、
「佐賀から秋田って、飛行機なくない?」って思って、
「じゃあヒッチハイクだ!」
「秋田行くならもう北海道すぐじゃん!」
「じゃあもう日本一周しちゃえー!」
ってなったのが最初。
本当にたまたまだったし、考えに考え抜いて出た結果じゃない。
なんか、私自身、1社目というのにこだわりすぎてたんだと思う。
西島さんも言われていたけど、多分思ってるよりこだわりすぎなくてよくて。
というか、正解なんてわからない。何が自分にとって1番の選択なのかなんて、誰もわからないし、だから、自分で正解にできればいい。
そうなるとやはり、「目の前のこと」だなぁと思う。
目の前にある仕事とかももちろんそうだけど、目の前にいる人や、身近な家族やパートナー。
それに、ちゃんと心から、全力で向き合えるか。
そういった生活の中で、直感や感性って磨かれて行く。
自分のスキルをつけていく事はもちろん大事だが、それだけじゃ足りないと思う。
業務をひたすらこなして、いくらスキルアップして行っても、いろんな出会いの中で磨かれる感性なくしてはクリエイティブな仕事は自ら生み出すことはできない。
バランスだ。
そう、だから「目の前のこと、身近な人をまず大切にする」。
最近もこのことについて書いたが、色んなセミナーで、いろんな方がこの言葉を言われる。
多分、本当に大事なことなんだろうと思う。
昨日、CRAZYの創設者の、山川咲さんのYouTube対談を拝聴した。
この対談を聞いた感想はこの記事に書いている。
(ここで感じたことと、今日のセミナーで感じたことと、通ずるものが大きい。よかったら、是非こちらも読んで欲しい。)
色々感動したのだが、その中で、「どんな人の人生もドラマチックだ」と言われていたのがとても印象に残っている。
そういう面で、キャリアセミナーって本当にすごいなぁと。
4月から始まって100回を突破したのだが、それだけの人の、しかも仕事を楽しんでいる素敵な方達の、一人一人違うドラマチックな話をこうやって毎日聞けている。
場所、時間、色んなボーダーを超えて人と人が繋がれるこのセミナー、本当にすごいなって思った。
たまたまあの日、Twitterで見つけれてよかった。
そしてもう一つ、モチベーションの話について。
私はとっても飽き性で、移り気がすごいのだが、その原因がわかった気がする。
「自分1人だけのための動機、モチベーションだったから」だ。
そりゃ上下するだろう。
まず最初はそれでよくて、誰もがそうだ。
でもここで必要なのは、「自分のため」をとことん突き詰めていくこと。
するとその先に、自分→誰かのためにって変わる瞬間がある。
そこで、何かが外れて、わざわざ「モチベーション」という言葉が出てきすらしない段階になるんだろうと思った。
昨日の咲さんの対談の話と似ている。
私はまだ突き詰めれてない。
死ぬほど熱中したことがないのは、突き詰めれていないからだ。
今この文章を書いていて、思い出した出来事がある。
高校の陸上部の仲間に、ものすごく尊敬できる人がいて、その人は、日本一になったことがあって、陸上で大学に行き、現在もアスリートとして活躍している。
そんな友人と、去年ご飯に行った時、
「小学校の時から陸上初めて今までずっと続けてきてるの本当にすごいね」
と私が言うと、
「俺は親のために走ってる。自分が勝った時の親の嬉しそうな表情が忘れられない。ずっと応援してくれて、遠くでの大会にも見にきてくれる。これがあるからずっと頑張れる。」
って言っていた。
その時、私は「やっぱすごいな〜」ってぐらいにしか思わなかったのだけれど、今やっと、この言葉の本当の意味を理解できた。
友人は、とことん自分を突き詰めて練習して、結果を出した。
するとそこから、自分に向いていたベクトルが、自分の大切な人たちへと変化した。
だから、モチベーションがどうのこうのってレベルの話じゃなくて、突き動かされてるような感覚なんだと思う。
かっこいいなぁ。
そして私は服部さんに質問をした。
「自分らしく生きる人を増やしたい」って思ってても全然手段が見つからなくて、どうやったら実現できるのかわかりません。
返ってきた答えは、
「自分が突き抜けて影響力をつける」
だった。
そう、私は自分自身、これまで自分らしく生きてきて、「もっとこんな人が増えればいいのに」っていう思いからこのビジョンを掲げるようになった。
だけど、まだその「自分らしさ」が、突き抜けるレベルではないはず。
だから、「もうどうしようもなく死ぬ気で増やしたい!!!」じゃなくて、「もっと増えればいいのに」なんだろう。
なんか、前に進めた。
自分に嘘をつかず、自分で決めたことに対して意思を曲げないで、
自分の好きなことを極めてみる。
これがまず私がやるべきことだ。
今日、セミナーを聞けて本当に良かった。
毎日、何かしらの発見がある素敵なセミナーです。ぜひ。