【公式スピンオフ】ジャック・ザ・リッパーの事件簿【おすすめ漫画】
はじめましての方は、はじめまして。
最近お掃除の楽しさに目覚めたユキヒメと申します。
普段はゲームのプレイ日記を書いてるのですが、稀に、ニッチな漫画を紹介する謎コーナーのお時間です。
今回はNetflixでオリジナルアニメが放送されている「終末のワルキューレ」の公式スピンオフ第2弾「終末のワルキューレ奇譚 ジャック・ザ・リッパーの事件簿」を紹介します。
スピンオフ作品ですが、本編をまったく知らなくても読めるのでその点は安心してください。
終末のワルキューレ
全世界の神VS偉人、武人、傑人!!!!
地上で横暴を極める人類に対し、神々は人類の滅亡を決定する。その決定を覆すべく選ばれたのは人類史上最強、13人の戦士たち。
神々とのタイマン13番勝負に勝ち、人類を存続させることは出来るのか!?
第一回戦は北欧神話最強「トール神」VS三国志最強「呂布奉先」!人類存亡を賭けた戦いが、今始まる!!
本編知らなくても楽しめると紹介しましたが一応軽く説明しとくと、「神vs人」のバトルロイヤルもの。トーナメント方式で神様と人類が存亡をかけて殺し合います。
神様陣営はゲームでお馴染みのシヴァやベルゼブブといった、ファイナルファンタジーや女神転生をやった事のあるゲーマーからすると、（……シヴァ男なのかとガックリしたり）、召喚獣で戦ったりした見知った神々が多数登場するのでゲーマー大興奮間違いなし！？
人類側は、偉人達が出てくるのですが……え、誰？
フェイトでチラッと出てきた偉人なら何となく……後は全然。
第一期はテレビ放送、（Netflix限定）第二期で釈迦戦までアニメ化されました。
始皇帝戦しかストックがなくなってしまったので、第三期はまた2戦分くらいネタためてからですかね？（8月現在）
バキバキマッチョイケメンが戦う勇ましい姿にメロメロな女性はぜひっ……お共に！（笑）
著者について
■アジチカ・・・・・・『嶌国のスバル』(講談社)作画担当(カトウチカ名義)。
高い熱量を持つ絵柄は読者の心を熱くする。
■梅村真也・・・・・・橋本エイジとのタッグで『天翔の龍馬』に続き、『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を連載中。
今回、アジチカ、フクイタクミと初のチームを組む。
多数の脚本・漫画原作・TV構成をこなす。
■フクイタクミ・・・・・・『ケルベロス』『百足』(秋田書店)などを連載。
迫力満点のバトルシーンが魅力。
ジャック・ザ・リッパーの事件簿
『終末のワルキューレ』第4回戦人類代表ジャック・ザ・リッパー。
霧の都ロンドンを、恐怖のどん底に落とし、人類が応援することさえ躊躇した狂喜の殺人紳士に隠された真実とは?
公式スピンオフ第2弾、ついに始動!
本編の方でも、ジャック・ザ・リッパーの過去編が少しだけ語られていましたが──本書はその後のお話し。
ジャック・ザ・リッパーといえば、スコットランドヤードで起きた娼婦連続殺人事件で・す・が！
流石に、殺人事件の犯人の話は倫理的にどうなの？
……と、なるのでスピンオフでは「ジャック・ザ・リッパー」とは別の「名無しの権兵衛さん」のお話しとなります。
マザーグース
日本でいう「名無しの権兵衛」さん。
英語でいうと「ジョン・ドウ (John Doe) 」。
ロンドンでは何語？ （ただのアホゥ）。
さて、意味のわからんボケを噛ましたところで、本書のおすすめポイントを紹介します。
連続娼婦殺人事件の犯人じゃないジャックさんは政府に飼われたお掃除屋さん（殺し屋を掃除する殺し屋）。
今ロンドンの街は腐敗しきっており、動揺のマザーグースの名をコードネームにした組織が蠢いていました。
政府の任で、ジャックさんはマザーグースと相対する事に……。
そういえば、ワルキューレの方でジャックが歌っていた「ロンドン橋」もマザーグースでしたね。
あと有名どころは「キラキラ星」と「メリーさんのひつじ」あたりかな？ YouTubeで曲を探して流しながら読むのが楽しいです。もちろん英語ver.でね。
全然違いますが、スパイファミリーだとヨルさん推しなので今自分の中でお掃除屋さんが熱いんですっ！
可愛いすぎるんよっ！？
ワルキューレ同様バトル漫画なので、ジャックさんのお掃除してる姿を楽しむもの、……なのですがわたしは別視点からの楽しみ方を推したい！！
……は？ 可愛すぎないか？
アップルパイに目がないジャックさん、お目当ての感情の色と出会えた時もそうですが……この人可愛いすぎる。
可愛すぎるジャックさんに癒されたい乙女たちにも届けたい「ジャック・ザ・リッパーの事件簿」は、試し読みもできるので興味を引かれた方はレッツ！ 試し読みっ！
まだ2巻までしか出てないので追いかけるならいまですよ。
ワルキューレは19巻まであるし、3巻で一試合だから追いかけるのも読むのも大変……面白いんですけどね。
2023.8.6. ジャック・ザ・リッパーの事件簿.fen.
著者について
イイヅカケイタ:『ブルーラグリア』(集英社)上下巻にてデビュー。緻密な写実描写が魅力である。
他著作には、『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(KADOKAWA)全5巻、『AKECHI』(集英社)全3巻、『GANTZ:G』(集英社)全3巻がある。