フランス旅行記:ランス🇫🇷
2019-7-20
土曜日なのに意外と健康的な時間に目覚めた(と言っても10時)ので急遽パリからランスに小旅行決定!!
ちなみにランスはフランス語でReimsって書くけど、どう考えてもランスって読まなそうだから、日本語と発音違うパターンの都市なのかなーと思ったら、普通にこの綴りでフランス語でもランスらしい笑
パリからTGV(新幹線)で片道45分でランス駅に到着。
ここから5分くらい歩いて、3世紀に建てられたらしい「マルスの門」を見に行こうと思ったけど公園が工事中でちょっと残念な感じ…でも、横幅は現存するローマ時代の門の中でも最大級らしく、昔はこの上にもなんか乗っててさらに大きかったらしい。
この後さらに10分くらい歩いて、日本人の藤田嗣治(つぐはる)が設計・内装を手がけた「フジタ礼拝堂」を見に行く。
お金払うのかなーと思ったら学生は無料!(こういうところフランスのいいところ)しかもランス美術館のチケットもくれた。ちょっといかつけどとっても丁寧な受付のお兄ちゃんだった。
写真のステンドグラスは、広島の原爆の悲惨さを表現しているらしい。
藤田 嗣治(ふじた つぐはる)
・1886年生まれ、大学で美術を学んだ後1913年に渡仏
・最初は苦労したがフランスで成功し、北南米でも個展を開く
・1933年に日本に帰国、第二次世界大戦中は従軍画家として働く
・1949年に最終的に日本を去り、1955年にフランス国籍を取得
・1959年にはランスでカトリックの洗礼を受けレオナール・フジタとなる
・フランス人含め5回結婚している(最後の奥さんは25歳下の日本人)
藤田のパトロンかつ教父でシャンパン製造業者マム社の社長ルネ・ラルーと共に建てられた礼拝堂は、マム社のすぐ横にある。
その後街中の通りに出てぶらぶら。
そしてついに大聖堂に到着!816年にルイ1世から1825年のシャルル10世まで25人のフランス国王が戴冠式を行ったらしい。
微笑みの天使(その横の頭切れてるおじさんの方が気になる笑)
ドイツの現代美術家Imi Knoebelのステンドグラス
シャガールのステンドグラス
そしてランス美術館に到着。パリの美術館ほど有名なものはないけど、中世美術から現代美術までの典型的な絵画が、テンポよく並んでいるので美術史の勉強には良さそう。
一通りぐるっと回った後、帰ろうかなーと思っていたら、係員のおじさんが声をかけてきて、世間話で盛り上がる。その後、美術館の展示についての無料のガイドをしてくれた!今年の9月にリノベーションが始まって4年間は閉まるらしいからまた2023年に来てねって言われたけど、来れるかな?笑
その後Rue de Vesleというメイン通りでショッピング(セール期間なので普通に買い物をする)
帰る途中で市庁舎発見。フランスの街の市庁舎はいつも素敵(聞いた話によると市が歴史ある建築物を買い取ってリノベーションして使うので、中はとっても普通のオフィスらしい)
ということでランス小旅行終了。本当はシャンパン作ってるところとか見たかったけど、それはまた今度のお楽しみに取っておこう✨