自己紹介
簡単に自己紹介を。
現在、タイのバンコク在住でILO DWT for East and South-East Asia and the Pacificで労働者専門家をしてます。東南アジアの労働者団体(労働組合)の支援を通してディーセントワークの実現を目指すという仕事をしています。と、これだけでは仕事内容が全く伝わらないので、そのうち書こうと思いますが。
ILOに入る前も労働系の財団におり約10年、東南アジア・南アジアの労働組合、加えて政府・使用者団体との仕事、主にインフォーマル経済で働く労働者の生活改善プロジェクトに携わってました。おそらく、この経験と得たネットワークと運とタイミングでILOに受かりました。王道と言われるJPO経由では入ってないおそらくレアな職員です。
国際公務員という職業を知ったのが高校生の時で、当時広島出身の被爆三世という強めのアイデンティティを持っていた私は「いつか世界平和のために国際公務員になる!」という今考えると甚だ浅はかで、若さ全開の夢を持っていました。紆余曲折を経て、途中国連に失望する経験も経ましたが、タイミングというのは来るもので、気がついたらILOに入ってました。
ILO含め国際機関は政治的な事が思いの外多く、「世界平和」なんていうのは絵に書いた餅と思う事が正直多いです。昨今の有事に国連が対応できないジレンマは、私レベルでも感じる事です(ミャンマーも担当国の一つですが、軍事政権下で何もできないもどかしさがあります)。
少し後ろ向きな自己紹介となりましたが、ディーセントワーク実現に向けて様々なアプローチ・ツール・規制を駆使して?仕事してます。